1月25日,2月25日,3月25日 とちぎのいちごの日
1月25日,2月25日,3月25日はとちぎのいちごの日。「とちおとめ」「スカイベリー」など美味しい栃木のいちごをより多くの人に知ってもらい、食べてもらおうと、JA全農とちぎに事務局を置く栃木いちご消費宣伝事業委員会が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、いちごの流通の多い1月から3月の中の「
栃木の苺
栃木県は生産量日本一を誇るイチゴの産地で、県内全域で栽培されており、その生産量は昭和43年から連続で日本一を記録している。「とちおとめ」「スカイベリー」などがある。
とちおとめ
1996年に品種登録されたイチゴ。栃木県農業試験場で開発された品種で、「とよのか」と「女峰」を交配したものに、さらに「栃の峰」を交配して作られた。大型の円錐形で、甘味が強くて酸味は少なく、固くて日持ちが良いのが特徴。日本一の生産量を誇っている。
スカイベリー
2014年に登録されたイチゴ。「大きさ、美しさ、美味しさ」の全てが大空に届くような素晴らしいイチゴという意味が込められており、栃木県にある百名山の1つ「
スカイベリーの特徴
- 極めて大果で、25g(3L)以上の割合が約2/3を占め、揃いが良い。
- 果形はきれいな円すい形で、果色は明るく色鮮やかで光沢があります。
- 果実は甘味と酸味のバランスが良くまろやかで、優れた食味です。
- また、なめらかでジューシーな食感と独特の芳香が特徴です。
スカイベリーPRムービー
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栃木県は日本一のいちご生産地で、その美味しさと豊富な栄養成分により全国的にその名が知られています。その秘密は、栃木県の気候と、いちご生育に適した環境にあります。栃木県の気候は冬の日照時間が長く、昼と夜の寒暖差が大きいことが特徴です。これにより、日光や那須、八溝山地から発する清らかな水と肥沃な大地の恵みを受けて育ったいちごは、光を最大限に利用したハウス栽培で、低めの温度を保ちながらゆっくりと熟成します。この結果、栃木県特産のいちご「とちおとめ」は、甘さとほどよい酸味のバランスが特徴となっています。
その美味しさだけでなく、いちごにはたくさんの栄養成分が含まれています。たとえば、ビタミンCは、大粒のいちごを5粒食べるだけで一日に必要な量を摂取することができます。ビタミンCには美肌効果があり、コラーゲンの生成を促し、メラニン色素を薄くしてシミやそばかすを防ぐ働きがあります。また、ビタミンCは粘膜を健康に保つ働きもあり、風邪予防にも効果的です。
また、いちごに含まれる食物繊維、特にペクチンは、お通じをよくし、お腹をスッキリさせる効果があります。さらに、いちごには自然の甘さを提供するだけでなく、虫歯予防にも役立つキシリトールが含まれています。いちごの赤色はポリフェノールの一種であるアントシアニンの色で、これには血圧を抑制し、肝機能を向上させる効果があるとされています。アントシアニンはまた、活性酸素の生成を抑制し、免疫力を高める働きがあるため、健康に対する多方面での効果を提供します。
さらに、いちごはダイエット中の方にもおすすめです。いちごは一粒あたり約4~5kcalと低カロリーでありながら、ビタミンや食物繊維が豊富に含まれています。甘いのにカロリーが低く、栄養価も高いため、ダイエット時のおやつとして最適です。
これらの特徴から、栃木県のいちごは「1日5粒で、まいにち、きれい!げんき!」というスローガンが象徴するように、美味しさと健康を同時に提供してくれます。毎日の食生活に栃木県のいちごを取り入れて、その美味しさと栄養成分を体験してみてはいかがでしょうか。
イチゴの豆知識
日本では石器時代から食べられていたが、当時は野生の野いちごを食べていた。現在普及している苺はオランダ苺と呼ばれるもので、江戸時代末期にオランダから入ってきた。
実は種のように見える小さなツブツブの方がいちごの果実。赤い部分はめしべの土台となる部分で「