1月23日 一無二少三多の日
1月23日は
日付は、「一無二少三多」の一二三から、1月23日とした。
元々は、一般社団法人 日本生活習慣病予防協会が制定していた記念日だったが、株式会社創新社が引き継いだ。
一無二少三多とは
一無二少三多とは、日本生活習慣病予防協会が提唱している生活習慣病予防のための考え方。「一無」は禁煙。
「二少」は少酒と少食。「少酒」はアルコールに関して1日20g(日本酒に換算して一合程度)に抑えるという意味で、「少食」は腹八分目にし塩分を1日10g以内にするという意味。
「三多」は多動、多休、多接。「多動」は1日に20分の歩行を2回と体操・筋トレを各10分ずつ、「多休」は6~8時間の睡眠、「多接」は多くの人や物に接するという意味。
以上を守ることで、メタボなどの発症を抑えることができ、健康長寿へ繋がると主張している。
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「一無二少三多」とは、日本生活習慣病予防協会が提唱する、生活習慣病を予防するための基本的な生活指針のことを指します。「一無」、「二少」、「三多」という3つのキーワードは、それぞれ異なるライフスタイルの改善に焦点を当てています。
まず、「一無」は禁煙を意味します。タバコは肺がんや心疾患、脳卒中など、様々な生活習慣病の大きなリスク要因となります。禁煙することでこれらの病気のリスクを大幅に減らすことができます。
次に、「二少」は少酒と少食を指します。適量のアルコール摂取はリラクゼーションやストレス緩和に効果的ですが、過度な摂取は肝臓へのダメージや病気のリスクを増加させる可能性があります。一方で、少食については、食事の量を適切に制限することで、肥満や糖尿病などの生活習慣病を予防することができます。また、適切な食事量により栄養バランスが保たれることで、全体的な健康維持に寄与します。
最後に、「三多」は多動、多休、多接を意味します。多動は日常生活における適切な身体活動の重要性を示し、歩行や体操などを通じて健康的な体を保つことを推奨しています。多休は十分な休息と睡眠が健康に不可欠であることを示し、疲労回復だけでなく、脳の健康や免疫力の維持にも寄与します。そして、多接は人々との交流や社会参加の重要性を示し、認知症の予防や孤独感の軽減に役立ちます。
これら一無、二少、三多の考え方は、生活習慣病予防だけでなく、全体的な健康維持と生活の質(QOL)の向上にも大きく貢献します。生活習慣は、我々の健康と長寿に直接影響を及ぼします。だからこそ、この「一無、二少、三多」の理念を身につけ、毎日の生活に取り入れることが、健康的な生活を送るための重要な一歩となるのです。