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1月27日 船穂スイートピー記念日

スイートピー

 1月27日は船穂スイートピー記念日。岡山県倉敷市船穂町のスイートピーをもっと広くアピールするために、JA岡山西船穂町花き部会(にしふなおちょうかきぶかい)が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、1月が本格的なシーズンであることと、いい(1)(2)(7)お」という語呂合わせから、1月27日とした。

スイートピーの豆知識

 スイートピーは、イタリアのシシリー島原産の観賞用植物で、1695年に発見された。その後イギリスで園芸植物として発展したが、本格的に改良・交配が進み始めたのは19世紀後半になってから。国内では主に、宮崎、大分、岡山で主に栽培されている。

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 倉敷市船穂町は、岡山県下有数のスイートピーの生産地として知られております。この地域では、瀬戸内の温暖な気候と栽培時期の朝晩の冷え込みによって、高品質で多種多様なスイートピーの花が育ちます。スイートピーは、17世紀末頃にイタリア・シシリー島で発見され、その後ヨーロッパで改良が進みました。日本でもお馴染みのお花で、和名は「ジャコウレンリソウ」、花言葉は「門出、思い出、繊細、優美」です。

 船穂町地区のスイートピーの栽培は、約20件の農家が携わり、近くの高梁川が流れ、周囲の自然に囲まれた土地で行われています。スイートピーの特徴は、その「パステルカラー&甘い香り」で、茎は自立せず、巻きひげで伸びていく美しい花です。色は赤、ピンク、紫、ブルー、白などがあります。開花後の豆さやも特徴で、野生種はブルーと赤紫色で、上品な色彩が人目を惹きます。

 船穂町では、1月27日を「船穂スイートピー記念日」と定めており、展示や無料での花束配布などのイベントが開催されます。また、岡山県はスイートピーの生産が全国第3位で、船穂地区にはたくさんのビニールハウスが立ち並びます。最近の流行は染色スイートピーで、カラフルなものからアースカラーまで多岐にわたります。倉敷市船穂町のスイートピーは、その美しさと甘い香りで春の門出を彩り、地域の人々とともに季節の訪れを楽しんでいます。

記念日とかいろいろ