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~今日は何の日?~

1月31日 愛菜の日

野菜

 1月31日は愛菜の日。野菜の摂取量が少なくなりがちな時期の1月から2月にもっと野菜を食べて、健康的な食生活を送ってもらいたいという願いから、カゴメ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(1)」「(31)」の語呂合わせから1月31日とした。

 カゴメが行ったアンケートによると2人に1人が野菜不足、1日に必要な野菜の量が350g程度であることを知らない人がおよそ7割いることなどが分かった。

 また、1月31日は一般社団法人「ファイブ・ア・デイ協会」が制定した「菜の日」でもある。

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 カゴメ株式会社が20〜69歳の全国の主婦を対象に実施した「家族の食生活と冬の野菜摂取に関する意識調査」の結果、多くの主婦が野菜摂取に対する認識が不足していることが明らかになりました。全国主婦の2人に1人が野菜不足であり、7割の主婦が1日に必要な野菜摂取量を知らないという状況が判明。野菜不足を感じる際には、5人に1人が野菜ジュースで補うという結果も示されました。また、野菜摂取方法では「鍋」が88.3%と最も多く、冬に食べたい野菜1位は「白菜」でした。2013年に最も食べた野菜1位は「キャベツ」、緑黄色野菜では「トマト」が1位であったことも分かりました。

 これらの調査結果から、野菜摂取の認識の不足野菜不足の実態が明らかになったことは非常に重要な指摘です。野菜は健康の基盤となる栄養素を多く含んでおり、特に冬は風邪予防などのためにも欠かせない存在です。しかしこの調査により、多くの人々が正しい野菜摂取量を理解していない、または実際に摂取していないという問題が浮かび上がりました。これに対する対策として、野菜の重要性や正しい摂取方法に対する啓発が求められるでしょう。

 さらに、野菜ジュースが野菜不足を補う手段として挙げられたことは、現代の忙しい生活の中で、手軽に野菜を摂取できる方法が重視されていることを示しています。また、主婦の6割が「家族の健康のために料理を作ること」で愛情を表現しているとの結果から、家庭の中での料理が単なる日常の作業ではなく、家族への思いやりと健康への配慮が込められた行為であると感じました。このような視点から、野菜摂取の推進は家族の絆を深め、健康的な生活を実現するための重要なステップであると言えるでしょう。