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~今日は何の日?~

1月31日 生命保険の日

お札

 1月31日は生命保険の日。1882年1月31日の新聞で、日本で初めて生命保険金が支払われたことが報じられた。これをきっかけに世間一般に生命保険そのものが広く知られるようになったことから、お客様のために初心を忘れないようにという思いで、各生命保険のトップセールスマンが集まるMDRT日本会が制定し、日本記念日協会が認定した。

生命保険の豆知識

 生命保険が誕生したのは1400年代のイタリアとされている。日本では1880年に初の生命保険会社が開業されたがすぐに倒産、その後1881年に有限明治生命保険会社が開業、1882年に日本で初めて生命保険金が支払われた。

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 生命保険は、人々が共同で保険料を支払い、その中から死亡病気などのリスクに備えて保険金等を受け取るための制度です。大きく分けて4つの種類があります。

死亡保険

 死亡保険は、被保険者が死亡または高度障害になった場合に保険金が支払われるもので、定期保険終身保険に分けられます。定期保険は保障期間があり、期間終了後に保険金は支払われません。一方、終身保険は一生涯保障が続きます。

生存保険

 生存保険は、被保険者が保険期間満了後に生存していた場合に保険金等が支払われるもので、学資保険個人年金保険などがあります。これらは将来の学費や老後の資金準備として用いられます。

生死混合保険

 生死混合保険は、死亡保険と生存保険が組み合わさった保険で、保険期間中の死亡や高度障害、及び保険期間満了後の生存に対して保険金が支払われるものです。代表的なものとして養老保険が挙げられます。

3つの分類以外の保険

 生命保険には他にも、死亡以外のリスクに備える保険があります。例として医療保険がん保険就業不能保険などがあり、これらは病気やケガなどによる入院や手術、収入減少などのリスクに対応しています。

 生命保険は、個人や家族の生活保障に欠かせないもので、人々の不確実なリスクをカバーする重要な役割を果たしています。それぞれのライフスタイルやニーズに合わせて選ばれるべきで、将来的な安心と安定を提供する素晴らしい制度であると言えるでしょう。