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~今日は何の日?~

1月31日 チューリップを贈る日

 1月31日はチューリップを贈る日。富山県砺波(となみ)市の名産品で、特に赤い色の花言葉は「真実の愛」とされるチューリップを大切なパートナー(愛妻)に贈る日として欲しいとの思いから、富山県の砺波切花研究会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、数字の「1」をアルファベットの"I"に見立てて1月、(31)」の語呂合わせから、31日とした。

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 富山県は、日本一のチューリップ出荷量を誇る地域で、その歴史は大正7年(1918年)に始まります。低温で日照時間があり、肥沃な土地と良質な水に恵まれたこの地域はチューリップの栽培に適しており、現在では海外輸出も行われるほどです。毎年、国内最大級のとなみチューリップフェアが開催され、700品種300万本のチューリップが観光客を楽しませています。チューリップはオランダを代表する花として知られることが多いですが、その原産地はトルコから中央アジアにかけた地域で、17世紀のオランダでは「チューリップバブル」として一国の経済を揺るがすほどの価値がありました。富山県では、バレンタイン、ホワイトデー、クリスマスなどの様々なシーンでチューリップの花束が贈り物として選ばれており、色彩のハーモニーと栽培が難しい人気品種が揃うのが特徴です。寒い時期の出荷により、花が長持ちするため、ギフトとして人々に喜ばれています。

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