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~今日は何の日?~

10月1日 メガネの日

メガネの日
引用元:メガネ関連団体協議委員会

 10月1日はメガネの日。メガネの愛用者の方々に感謝の気持ちを表す日として、日本眼鏡関連団体協議会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「1001」の両端の1がメガネのツルを、内側の0がレンズと見立てることができ、メガネの形を意味していることから、10月1日とした。

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 メガネは視力矯正用具として、遠視、近視、乱視、そして老眼など、さまざまな屈折異常を補正するために使用されます。また、目を保護するためやファッションアイテムとしても広く利用されています。

 メガネの主要な構成要素はレンズとフレームです。レンズは、光の屈折を調整して目に入る光の焦点を適正化し、クリアな視界を提供します。近年のレンズは高屈折率の材料を用いることでより薄く、また軽くなっており、反射防止コーティングや紫外線カットなど、さまざまな機能が施されています。フレームについても、軽量化が進み、デザインの多様化が進んでいます。流行に敏感な小さなフレームや、顔の形に合わせたデザインなど、選択肢は豊富です。

 メガネの歴史は古く、13世紀にイタリアで発明されたとされています。日本にメガネが伝来したのは1549年で、フランシスコ・ザビエルによって山口県の大内義隆に贈られたのが始まりです。この出来事は日本におけるメガネの歴史のスタートとされています。その後、明治時代にはレンズの国内生産が始まり、朝倉松五郎がレンズの研磨技術を学んで日本に持ち帰ったことがきっかけとなりました。

 現代では、メガネは単なる視力補正用具を超え、ファッションや個人のスタイルを表現するアクセサリーとしても重要な役割を担っています。また、正確な度数で適切なフレームを選ぶことが視力の健康を保つ上で非常に重要です。そのため、購入の際は専門家のアドバイスを受けることが推奨されています。

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