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10月2日 スンドゥブの日

 10月2日はスンドゥブの日。寒くなる季節に備えて体が温まり、豆腐と卵で簡単に作れるスンドゥブチゲを食べて元気になってもらいたいとの願いを込めて、韓国の家庭料理のスンドゥブチゲが作れる赤いスンドゥブチゲ用と、白いスンドゥブチゲ用のスープを発売している株式会社ダイショーが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、スンドゥブチゲの材料の豆腐(10 2)」の語呂合わせから、10月2日とした。

スンドゥブとは

スンドゥブの日
引用元:ダイショー

 朝鮮料理に使われるやわらかい豆腐。チゲ(鍋料理)などに入れる。豆乳に凝固剤を加えた状態のままのもので、おぼろ豆腐のようなやわらかい豆腐。

スンドゥブチゲとは

 朝鮮料理の一つで、スンドゥブと肉・野菜を辛いスープで煮込んだ鍋料理。仕上げに生卵を落とす。

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 スンドゥブ(純豆腐)は、韓国原産の非常に柔らかい豆腐で、その特徴は、製造過程で凝固剤を加えた後、絞らずに多くの水分を含んだ状態で保たれることにあります。この豆腐は非常にデリケートで、豊かな味わいと独特の食感が楽しめます。スンドゥブは、主にスンドゥブチゲとして広く知られており、これは辛いスープ料理として韓国内外で親しまれています。

 スンドゥブチゲは、スンドゥブを主成分とし、様々な海鮮、肉、野菜を加えて煮込む料理です。具材にはアサリやエビ、牛肉や豚肉、キムチなどが用いられ、コチュジャンや唐辛子、にんにくで風味を加えます。これらの材料を土鍋に入れて煮込むことで、具材から出る旨味がスープに溶け出し、辛味と複雑な風味が組み合わさった深い味わいが楽しめます。

 スンドゥブチゲは通常、熱々の土鍋で提供され、寒い日には体を温める効果もあるため、特に冬場に人気の料理です。また、この料理は韓国では家庭料理としても一般的であり、食堂やレストランでも手軽に楽しむことができます。

 スンドゥブの名前については、「純豆腐」という意味の「スン(純)トゥブ(豆腐)」とされており、「水豆腐」という言葉が変化したという説もあります。どちらにせよ、その名が示すように、スンドゥブは豆腐の純粋な形態を象徴していると言えます。

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