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10月6日 天むす・すえひろの日

天むす・すえひろの日
引用元:天むす・すえひろ

 10月6日は天むす・すえひろの日有限会社天むす・すえひろが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(10)(6)す」の語呂合わせから、10月6日とした。

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 天むすは、エビ天を具に使ったおにぎりで、特に名古屋めしとして知られています。その歴史は、1950年代に三重県津市の天ぷら定食店「千寿」で始まりました。店の創業者、水谷ヨネさんが忙しさの中で夫のために手早く用意した賄い食が、天むすの原型とされています。

 天むすの最も一般的な具材はエビ天で、特にアカシャエビが使われることが多いです。エビはその形を生かして天ぷらにされ、味付けは濃いめが一般的です。天むすは、その小さなサイズが特徴で、一口サイズで食べやすく、飲茶やおやつにも適しています。また、冷めても美味しく、お土産としても人気があります。

 付け合わせには「きゃらぶき」というフキの茎の佃煮が添えられることが多く、その甘辛い味が天むすの塩味とよく合います。さらに、天むすの海苔の巻き方は特徴的で、お雛様のように巻かれています。この巻き方は1959年、皇太子殿下のご成婚を記念して考案されたものです。

 現在では、天むすは名古屋を代表する食べ物として、地元はもちろん日本全国や海外にもその名を広めています。手軽に食べられる美味しさと、伝統の食文化を感じさせる独自の風味で、多くの人々に親しまれています。

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