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10月10日 おもちの日

おもちの日
引用元:100%お餅ミュージアム

 10月10日はおもちの日。餅の食文化の発展に務めている全国餅工業協同組合が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、10と10が角もちと丸もちが並ぶ形に見えることと、従来この日は餅と関係の深いスポーツの記念日「体育の日」であったことから、10月10日とした。

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 お餅は日本古来の食文化として深い歴史を持ち、多くの日本人に親しまれている食べ物です。もともと神聖な食べ物とされ、神事や節句などの特別な日に食されることが多いです。また、日本各地にはそれぞれ異なるお餅の食べ方や形が存在し、地域ごとの風土や文化を反映しています。

 お餅は主にもち米を蒸してつき、成形したものです。そのシンプルな製法から、外はもちもちとしていて中は柔らかく、食感が楽しめるのが特徴です。特に、お正月には鏡餅として用意され、新年の祝いとして重要な役割を果たします。

 お餅の多様な食べ方は、あんこやきな粉をまぶして食べることから、具材を挟んで焼いたり、汁物に入れたりすることまで及びます。特にお雑煮は、お餅を具として使用した日本の伝統的な料理で、正月に食べられることが一般的です。各地域によって具材や出汁が異なり、地域に根ざした味わいを楽しむことができます。

 スポーツ選手にとっても、お餅は高い炭水化物を含んでおり、エネルギー源として非常に優れています。短時間で高いエネルギーを必要とする場面や長時間の持久力が求められるスポーツにおいて、効率的なエネルギー補給源として活用されることがあります。さらに消化を助ける方法として、大根おろしと合わせることで消化吸収がスムーズに行われるようになります。

 このように、お餅はその用途の広さと栄養価の高さから、多くの日本人にとって欠かせない食品の一つであり続けています。日常の食卓から特別な日のごちそうまで、さまざまなシーンでその価値を発揮しています。

記念日とかいろいろ

10月10日の記念日