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10月18日 ドライバーの日

 10月18日はドライバーの日。トラック、バス、タクシーなどに乗務するすべてのプロドライバーに感謝するとともに、プロドライバーの地位向上を目指す日とするために、物流業界の総合専門紙「物流ウィークリー」を発行する株式会社物流産業新聞社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(10)イバ(18)ー」の語呂合わせから、10月18日とした。

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 プロドライバーとは、トラック、バス、タクシーなどの商用車を運転し、乗客や貨物を安全に目的地まで運ぶ職業運転手のことです。彼らは交通の流れを支える重要な役割を果たしており、高度な運転技術と道路に関する深い知識が求められます。

 プロドライバーは、運輸業界の中核を担い、彼らの業務は単に運転するだけではなく、車両の日常的なメンテナンスチェック、ルートの計画、時間管理、顧客サービスなど多岐にわたります。特にタクシードライバーやバスドライバーは、顧客と直接対話する機会が多く、サービス精神やコミュニケーション能力も非常に重要です。

 安全運転はプロドライバーにとって最も基本的な要求であり、交通法規の遵守はもちろんのこと、緊急時の対応能力も必須とされます。また、プロドライバーは長時間の運転が常であるため、健康管理も重要な職務の一部です。

 日本国内では、プロドライバーを目指すには、適切な免許の取得が必要です。たとえば、大型車を運転するためには大型免許が、バスを運転するには大型二種免許が必要となります。これらの免許を取得するためには、専門の教習所での訓練を受ける必要があり、その後、実務経験を積むことでスキルを高めていきます。

 近年では、運輸業界においても省エネルギー技術や運行管理システムの進化が求められており、GPSやデジタルタコグラフなどの技術を駆使して効率的かつ環境に配慮した運転が可能になっています。プロドライバーにはこれら新しい技術を理解し、活用する能力も求められています。

 プロドライバーは、社会の動脈としての役割を担いながら、多くの人々の生活やビジネスに直接的な影響を与える職業であるため、その責任は大きいですが、その分、運輸業界において不可欠な存在であり続けています。

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