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10月23日 家族写真の日

 10月23日は家族写真の日。毎年5万人ほどの赤ちゃんを撮影している日本おひるねアート協会は、赤ちゃんだけの写真は多いが両親と写っている写真が少ないことに気づいた。そこで記念日を通して多くの人に「家族写真を撮る」という習慣を作ってもらおうと、妊婦から未就学児までの家族の思い出写真作りを行う一般社団法人日本おひるねアート協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(10)ろうファミ(23)リー」の語呂合わせから、10月23日とした。

 家族が集い写真を撮ることで、家族の歴史を一年に一度刻んで欲しいとの願いが込められている。

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 家族写真は、家族の絆を象徴する大切な記録であり、特別な瞬間や日常の幸せな時間を捉えたものです。これはただの写真を超え、家族の歴史や成長、変化を記録するアイテムとして、多くの家庭で大切にされています。

 家族写真を撮ることには、いくつかの意義があります。第一に、成長の記録として、子供の成長段階や家族の構成変化を時系列で振り返ることができます。また、家族が一堂に会するイベントや祝祭日、誕生日や卒業式など、特別な瞬間を捉えることで、後々その時の喜びや感動を再体験できるようになります。

 さらに、家族写真は世代を超えて受け継がれる家族の遺産ともなります。過去の家族の写真を見ることで、若かりし頃の祖父母や曾祖父母の姿を知ることができ、家族のルーツや歴史を子供たちに伝える手段としても役立ちます。

 写真を撮る際には、自然な表情やポーズを心がけ、家族の温もりや個性が感じられるよう工夫することが重要です。プロのフォトグラファーに依頼することも一つの手ですが、日常的に家族の一員が撮影する写真も、その時々のリアルな雰囲気や感情が表れていて価値があります。

 デジタル技術の進化により、家族写真を保存し共有する方法も多様化しています。オンラインでの共有やデジタルフォトフレームを使って、家族が離れて暮らしていても写真を通じて繋がりを感じることができます。しかし、やはりプリントアウトした写真をアルバムに保管する伝統的な方法も、その触感や温かみによって特別なものがあります。

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