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~今日は何の日?~

10月7日 おなかを大切にする日

 10月7日はおなかを大切にする日。気温が下がることでお腹が冷えて腸のぜん動運動が鈍くなったり、寒暖差による自律神経の乱れから便秘など腸の不調が出やすいこの時期に、腸活への関心を高めてもらいお腹の調子を良くして健康な毎日を送ってもらおうと、乳酸菌の研究や医薬品の製造販売などを手がけるビオフェルミン製薬株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(10)要なおな(07)か」の語呂合わせから、10月7日とした。

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 腸活とは、腸の健康を意識的に改善し、全体的な健康を促進する活動を指します。特に気温が下がる時期には、お腹が冷えて腸のぜん動運動が鈍くなりやすく、寒暖差による自律神経の乱れも便秘やその他の消化器系の問題を引き起こすことがあります。このような時期に腸活を行うことは、腸の健康維持にとって非常に重要です。

 腸活の基本は、バランスの取れた食生活、適切な運動、十分な水分摂取です。腸の健康に良いとされる食品には、食物繊維が豊富な果物や野菜、全粒粉製品、発酵食品などがあります。これらは腸内環境を整えるのに役立ちます。特に発酵食品は、善玉菌のエサとなるプレバイオティクスや、善玉菌そのものであるプロバイオティクスを提供し、腸内フローラのバランスを整えるのに効果的です。

 また、適度な運動は腸のぜん動運動を刺激し、便通を良くする効果があります。日常的に軽いウォーキングやストレッチを取り入れることが推奨されます。さらに、水分を適切に摂取することも便秘予防には欠かせません。十分な水分摂取は消化を助け、便の柔らかさを保つことに役立ちます。

 寒い時期には特に、暖かい服装を心がけてお腹を冷やさないようにすることも大切です。温かい飲み物や食べ物を摂ることで、体内からも腸を温めることができます。

 腸活は単なる便通改善以上の効果をもたらします。腸の健康は免疫力の向上、肌の健康、気分の安定など、体全体の健康に密接に関連しています。日々の生活の中で腸活を意識することで、より健康的な生活を送ることができるでしょう。

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