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10月7日 いい岩魚(イワナ)の日

いい岩魚(イワナ)の日

 10月7日はいい岩魚(イワナ)の日。山形県最上郡金山町で渓流魚を流水養殖する神室トラウトファームが制定し、日本記念日協会が認定した。

 記念日を通して多くの人に川魚(イワナ)に触れる機会を提供し、関心を持ってもらうことで川魚養殖などの内水面養殖業の漁業振興と自然環境保護への意識を高めたいという願いが込められている。

 日付は、イワナ(107)り」の語呂合わせから、10月7日とした。

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 イワナ(岩魚)は、サケ科に属する淡水魚で、日本の清流や冷水域に生息しています。イワナは、体に白い斑点が散在していることが特徴で、ヤマメやアマゴと同じく渓流釣りのターゲットとしても人気があります。イワナの味は淡白でありながら、やや癖があり、野性的な風味を持つため、好みが分かれることがあります。しかし、その独特の香りや味わいに惹かれるファンも多く存在します。

 イワナの食べ方としては、塩焼きが最もポピュラーで、シンプルに素材の味を楽しむことができます。その他にも、唐揚げや刺身、燻製、骨酒など、さまざまな調理方法があり、それぞれの調理法で異なる美味しさを味わうことができます。特に、新鮮なイワナは刺身にすると、脂の乗りが良く、後味に甘味を感じることができます。

 イワナは夏場が旬とされ、この時期に捕れるイワナは脂が乗っていて特に美味しいとされています。逆に産卵後は体力を消耗しているため、味が落ちると言われています。また、天然のイワナには寄生虫がいることがあるため、食べる際には加熱調理するか、信頼できる養殖ものを利用することが推奨されます。

 イワナはビタミンDやビタミンE、ビタミンB12などの栄養素を豊富に含み、低脂肪高タンパクなため、非常にヘルシーな食材です。また、その捕食性が強く、小魚や昆虫、時には小型のヘビやカエルまでも食べることが知られています。

 イワナは、その美味しさだけでなく、自然豊かな清流での釣りの楽しさも魅力の一つです。渓流釣りのターゲットとして、多くの釣り愛好者に親しまれています。

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