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10月30日 健康に役立つ咀嚼の日

 10月30日は健康に役立つ咀嚼の日。大阪府泉大津市の歯科医院小西デンタルクリニックが制定し、日本記念日協会が認定した。

 同院長の小西康三氏は、歯科医師として正しく咬むこと(咀嚼)の大切さを広める活動を行っている。咀嚼が免疫力の強化や脳の活性化、顎の成長などにつながり、健康に役立つということを多くの人に深く知ってもらうのが目的。

 日付は、10月は食欲の秋で、健康のためには一口(10)で30回咬むことが推奨されていることから、10月30日とした。

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 正しく咬むことは、日々の健康や快適な生活にとって非常に重要です。咬むという行為は単なる食事の一部にとどまらず、口の中の筋肉や歯、そして全体的な健康に深い影響を及ぼします。正しい咬み方を実践することで、食べ物が適切に噛み砕かれ、消化がスムーズに進むようになります。また、咬むことで口の筋肉が鍛えられ、顎の関節にも良い影響を与えることができます。これにより、顎の痛みや不快感を予防する助けにもなります。さらに、咬むことで唾液が分泌され、口の中が清潔に保たれるだけでなく、口臭の防止にも役立ちます。

 咬む時には、できるだけ均等に力を加え、食べ物を両側の歯でしっかりと噛むことが大切です。これにより、食べ物が均等に細かくなり、消化がよりスムーズになります。また、咬む力が片側に偏ると、顎の不均衡や痛みを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。自分の咬み方を意識し、バランスよく咬む習慣を身につけることが、長い目で見て健康的な生活を維持する鍵となります。

 このように、咬むことの重要性を理解し、実践することで、毎日の生活がより快適で健康的になります。些細なことですが、自分の体に合った正しい咬み方を見つけることで、大きな違いを実感することができるでしょう。ぜひ、食事の際にちょっとした注意を払い、正しく咬むことを心がけてみてください。

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