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~今日は何の日?~

11月8日,11月9日 歯ぐきの日

 11月8日,11月9日は歯ぐきの日。歯周病と知覚過敏の危険性と、それらを防ぐために歯ぐきのケアが大切であることをアピールするために、佐藤製薬株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、いい(11)(8)(9)き」の語呂合わせから、11月8日,11月9日。

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 歯周病と知覚過敏は、口腔内の健康に影響を及ぼす一般的な問題です。これらは適切な予防とケアによって管理することが可能ですが、放置すると重大な健康問題へと進行することがあります。

 歯周病は、歯を支える歯ぐきや骨が炎症を起こし、最終的には歯が抜け落ちる可能性もある病気です。原因は主にプラーク(歯垢)の蓄積によるもので、プラーク内の細菌が歯ぐきの炎症を引き起こします。症状には、歯ぐきの赤み、腫れ、出血、口臭などがあります。

 一方、知覚過敏は、冷たい飲食物、熱い飲食物、甘いもの、酸っぱいものに接触した際に、歯がピリピリとした痛みを感じる状態を指します。これは、歯のエナメル質が損失し、歯の根が露出することで神経が刺激を受けやすくなることが原因です。

 これらの問題を防ぐためには、日頃からの歯ぐきのケアが非常に重要です。以下に、効果的な歯ぐきケアの方法をいくつか挙げます:

  • 正しい歯磨き:歯ブラシは柔らかめのものを選び、歯ぐきを傷つけないように優しくブラッシングします。歯と歯ぐきの境界に歯ブラシの毛先を45度にして当て、小さな円を描くように磨きます。
  • フロスまたは歯間ブラシの使用:歯間部分はブラッシングだけでは清掃しきれないため、フロスや歯間ブラシを使ってプラークを除去します。
  • 定期的な歯科検診:プロのクリーニングを定期的に受けることで、硬化したプラーク(歯石)を除去し、歯周病の進行を抑えることができます。
  • バランスの取れた食事:ビタミンCやビタミンD、カルシウムを豊富に含む食事を心がけることで、歯ぐきの健康を支えることができます。
  • 喫煙の禁止:喫煙は歯周病のリスクを高めるため、禁煙は歯ぐきの健康にとって非常に有益です。

 これらのケアを行うことで、歯周病や知覚過敏のリスクを減らし、健康な歯と歯ぐきを維持することが可能です。日々のケアが重要であり、早めの対処が将来的な大きな問題を避けるために役立ちます。

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