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11月10日 和紅茶の日

 11月10日は和紅茶の日。その和紅茶をより多くの人に味わってもらう兵庫県神戸市で和紅茶の専門販売店koccha-wacchaを運営するkiggが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、秋が深まり紅葉も茂り、季節的にも色合い的にも紅茶が美味しく感じられることから11月、また、和紅茶はストレートで楽しめるものが多いので、10を横にするとティーカップとソーサーに見えることから、11月10日とした。

和紅茶とは

和紅茶の日

 全国各地にある茶園で主に日本茶として栽培されている品種を使って作られた日本生まれの紅茶のこと。

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 和紅茶は、日本産の茶葉を使用して製造される紅茶で、日本国内でのみ生産されるため「国産紅茶」や「地紅茶」とも呼ばれます。この紅茶は、日本独自の気候や土壌の特性を活かして育てられた茶葉から作られ、その生産地や生産者によってさまざまな味わいや香りが楽しめます。

 和紅茶の大きな特徴は、その繊細さとマイルドな味わいにあります。一般的には渋みが少なく、落ち着いた風味が感じられるため、砂糖やミルクなしでストレートで飲むことが多いです。さらに、柔らかな甘みが特徴で、食事にも合うという点が魅力的です。味のバリエーションは多岐にわたり、フルーツや花のような香りを持つものもありますが、基本的には後味がすっきりとしていて、飲みやすいのが特徴です。

 和紅茶は、日本各地で生産されており、それぞれの地域ごとに異なる特性を持っています。これは、地域による気候や土壌の違いが茶葉の成長に影響を与えるためで、そのために同じ生産者でも年によって味わいが変わることがあります。この「一期一会」の味わいが和紅茶の魅力の一つと言えるでしょう。

 日本国内で生産されるため、新鮮な状態で消費者に届けられるのも大きなメリットです。国内短距離で流通することで、鮮度が保たれやすく、より良い状態で紅茶を楽しむことが可能になります。和紅茶は、その優れた品質と独特の風味で、国内外から注目を集めている日本の特産品の一つです。

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