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~今日は何の日?~

11月11日 ととのえの日

みやざき地頭鳥の日

 11月11日はととのえの日。サウナ浴により心身ともに健康になった状態をサウナ用語で「ととのう(ととのえる)」と言う。より多くの人に、この「ととのえ」体験を通して健やかに過ごしてもらおうと、サウナ専門ブランドTTNE PRO SAUNNERが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、1が綺麗に4つ並び1年で一番整った日という理由から、11月11日とした。

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 「ととのう」という表現は、サウナ愛好者の間でよく使われる言葉であり、サウナ、水風呂、外気浴のサイクルを繰り返した後に感じる心地よいリラクゼーションと清々しさを指します。このサイクルを通じて、心身の状態が整い、最適なバランスに達した状態を示すことが多いです。

 サウナに入ることで体温が上昇し、その後水風呂に入ることで急激に体温が下がります。この温度変化によって体は強い刺激を受け、その結果、心身のリラクゼーションをもたらすホルモンや神経伝達物質が活発に分泌されます。具体的には、エンドルフィンやオキシトシン、セロトニンなどの分泌が促され、これらは幸福感や安心感、リラックス感を高める効果があります。

 この一連のサウナ活動は、交感神経と副交感神経の活動を刺激し、最終的には副交感神経が優位になることでリラックス状態に導かれます。外気浴の段階で深いリラクゼーションが得られ、「ととのった」と感じることが多いのです。

 「ととのう」による健康効果は多岐にわたります。血行が促進され、全身の細胞に栄養や酸素が行き渡りやすくなるため、健康維持や疲労回復に寄与します。また、体温調節機能が向上し、冷え性の改善や免疫力の向上が期待できます。さらに、精神的なリラクゼーションにより、ストレスの軽減や睡眠の質の向上も見込めるため、日常生活の質を高める一助となるでしょう。

 サウナを利用する際は、水分補給を適切に行い、無理のない範囲で活動することが重要です。自身の体調をよく観察しながら、「ととのう」体験を楽しむことで、心身の健康を支えることができます。

記念日とかいろいろ

11月11日の記念日