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11月11日 いい獣医の日

いい獣医の日

 11月11日はいい獣医の日。獣医という言葉の認知度をより高め、獣医師の存在意義、技術の向上、後進の育成の重要性を改めて見つめ直すとともに、獣医療の発展に寄与する事を目的に、南大阪動物医療センターが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、いい(11)獣医(11)」の語呂合わせから、11月11日とした。

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 獣医師は、動物の健康と福祉を守る専門職であり、その活動範囲は非常に広いです。臨床獣医師として、ペットや家畜の健康管理から病気の診断、治療、予防までを行います。動物園や水族館で働く獣医師は、多種多様な動物の健康を管理し、必要に応じて治療を行う責任を担います。

 公務員としての獣医師は、公衆衛生の向上と食の安全を守るために活動しています。これには、輸入される動物や動物製品の検疫、食肉の衛生検査、感染症の監視といった業務が含まれます。地方公務員としては、地域の家畜の健康管理や疾病の予防、環境衛生の確保などを行います。

 獣医師の仕事はまた、研究分野においても重要です。疾病のメカニズムの解明、新しい治療法やワクチンの開発、公衆衛生や疫学の研究など、広範な科学的探求が行われています。このような研究は、動物はもちろん、人間に対しても多大な利益をもたらすことがあります。

 獣医師はその専門的な知識と技術を活かし、動物と人間の共生を支えるための橋渡し役としても機能します。動物の健康だけでなく、人間社会全体の健康と安全に貢献することを目指し、継続的な学びと専門性の向上を図りながら活動しています。

記念日とかいろいろ

11月11日の記念日