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11月11日 ジュエリーデー

 11月11日はジュエリーデー。ジュエリーの魅力を多くの人に知らせるために、一般社団法人日本ジュエリー協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、1909年(明治42年)11月11日に日本で正式に宝石の単位のカラットを採用したことから、11月11日とした。

ジュエリーの豆知識

18金とは

 18金とは、金の純度が24分の18という意味で、4分の3が金、残りの4分の1は、割り金(わりがね)という他の金属(銀や銅など)でできている。この割り金の種類や比率によって色調などが変わり、ホワイトゴールドやピンクゴールドになる。K18または18Kと表示されることもある。純金は24金ということになる。

カラット

 宝石の重さを表すときには「カラット(carat)」という単位を使うが、1カラットは0.2gである。ちなみに、金の純度を表すときの「K」もカラットだが、こちらは"karat"の頭文字から取ったもので、読み方は同じだが全くの別物。

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 ジュエリーは、貴金属や天然宝石を使用して製作される高価で美しい宝飾品の総称です。これらは、アクセサリーとは区別される点が多く、主にその素材の価値、耐久性、そして芸術的な造形によって特徴づけられます。ジュエリーにはリング、ネックレス、ピアス、ブレスレットなどがあり、フォーマルな場だけでなく、日常生活を彩るアイテムとしても多くの人に愛されています。

 ジュエリーの主な特徴は、使用される素材にあります。金、銀、プラチナなどの貴金属は、その美しさと化学的安定性により高く評価されています。これらの金属は変色しにくく、長期間にわたってその輝きを保つことができるため、ジュエリー製造に適しています。また、ルビー、サファイア、ダイヤモンドなどの天然宝石が使用されることが多く、これらの石はその希少性と独特の美しさで価値を高めています。

 ジュエリーはただ美しいだけでなく、文化的な象徴や個人のステータスの表現手段としても機能してきました。例えば、エンゲージリングや結婚指輪などは、愛と永遠の絆を象徴するアイテムとして広く認識されています。また、特定の記念日やイベントに贈られることが多く、受け取った人にとって一生の記念となる特別な贈り物とされることも多いです。

 ジュエリーの製作は、高度な技術と芸術性が要求されるため、熟練した職人によって一点一点手作業で作られることが一般的です。このプロセスにおいて、石のカットから金属の細工、石のセッティングに至るまで、多くの熟練技が用いられます。そのため、完成したジュエリーは単なる装飾品以上の価値を持ち、世代を超えて受け継がれる家族の宝となることもあります。

 ジュエリーはその耐久性と美しさから、ただのファッションアイテムとしてだけではなく、投資対象としても人気があります。特に希少性の高い宝石や限定されたデザインのアイテムは、時間が経つにつれてその価値が上昇することもあります。

記念日とかいろいろ

11月11日の記念日