カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

11月11日 磁気の日

磁気の日

 11月11日は磁気の日。磁気治療についての正しい理解を深めてもらうために、磁気治療器の「ピップエレキバン」などで知られるピップ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、11を磁石の+(N極)と-(S極)に見立てて、11月11日とした。

◆◆◆

 磁気治療は、磁場の力を利用して体の不調を改善する代替医療の一種です。この治療法は、特に筋肉のこりや痛み、血行不良などを緩和する目的で広く用いられています。磁気治療の効果は、磁気が体内に及ぼす生理的影響に基づいており、磁気が血管の内側にある内皮細胞に作用し、血管拡張物質である一酸化窒素(NO)の生成を促すことによって血行が改善されるとされています。

 磁気治療には様々な形態がありますが、中でも磁気を含んだバンドやテープ、パッチなどを直接体の痛みやこりのある部位に貼る方法が一般的です。これらの製品は、持続的に磁場を発生させ、貼っている間、磁気が体内に作用し続けることで、局部の血行を促進し、コリや痛みを和らげます。

 ピップエレキバンのような磁気治療製品は、その使いやすさと非侵襲性から、多くの人々に選ばれています。特に、スポーツ選手や高齢者、デスクワークが多い方など、日常的に体の痛みや不調に悩む人々にとって、薬に頼ることなく自然に痛みを管理できる方法として重宝されています。

 ただし、磁気治療の科学的根拠は研究によってまだ完全には確立されていない部分もあります。効果には個人差があるため、磁気治療製品を利用する際には、その効果を過信せず、必要に応じて医療専門家と相談しながら使用することが推奨されます。

 総じて、磁気治療は低リスクでアクセスしやすい治療法として知られており、日々の健康管理や慢性的な痛みの緩和に役立つ可能性を持っています。関心のある方は、まずは小さな磁気製品から試してみると良いでしょう。

記念日とかいろいろ

11月11日の記念日

健康の記念日