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11月16日 ぞうさんの日

ぞうさんの日

 11月16日はぞうさんの日。周南市には1960年(昭和35年)に開園した徳山動物園があることから、動物園のシンボル的存在のゾウの記念日を制定して、この日をきっかけに親子・家族・地域の絆を深める事が目的。山口県周南市の市民プロジェクト「絵本と物語のある街」が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「絵本と物語のある街」の創立日(2010年11月16日)にちなんで、11月16日とした。

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 象は地球上で最も大きな陸生哺乳類の一つで、特にその象徴的な長い鼻や大きな耳は、多くの人々に愛される特徴です。象の鼻は非常に多機能で、水を吸い上げたり、食物を摘んだり、さまざまな物を持ち上げるのに使われます。また、嗅覚も非常に発達しており、遠く離れた場所にいる仲間とのコミュニケーションに役立っています。

 象は大きく分けてアフリカゾウ、アジアゾウ、そして最近別種とされることが増えているマルミミゾウの3種類が存在します。アフリカゾウは耳が大きく、その形がアフリカ大陸に似ているためこの名が付けられています。マルミミゾウはアフリカゾウに似ていますが、耳の形や遺伝的特徴が異なります。アジアゾウは比較的耳が小さく、体格もアフリカゾウに比べると小さいです。

 象の寿命は、野生では60歳から70歳程度ですが、環境によってはそれ以上生きることもあります。動物園での飼育下では、適切なケアによって同様の寿命を送ることが多いですが、場合によってはより長生きすることもあります。

 動物園では象を主役にした様々なイベントが開催されています。これらのイベントでは、象の飼育員による解説や餌やり体験、象が行う芸術活動の展示などが行われることがあります。訪れる来園者に象の生態や保護の重要性を伝えるための教育的なプログラムも組まれていることが多く、象とのふれあいを通じて、野生生物の保護と理解を深めるきっかけになっています。

記念日とかいろいろ