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11月20日 ピザの日

ピザの日
引用元:ピザ協議会

 11月20日はピザの日。ピザの美味しさやバランスのとれた栄養食としての魅力をさらに多くの人に知ってもらうために、ピザ協議会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「ピッツァ・マルゲリータ」の名前の由来にもなったイタリアのマルゲリータ王妃の誕生日から、11月20日とした。

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 ピザは古代文明から現代に至るまで、長い歴史と進化を遂げてきた料理です。その起源は、紀元前3000年ごろの古代エジプトにまで遡ります。当時のエジプト人は、小麦粉を水で溶いて発酵させ、平らな形にして石窯で焼くという方法でパンを作っており、これがピザの原型とされています。

 ピザが今日知られる形に近づいたのは、イタリアのナポリで16世紀にその原型が作られたことからです。この時期には、フォカッチャに似た形で、にんにくやラード、塩などを加えた生地が焼かれていました。しかし、ピザが「ピザ」として広く認識されるようになったのは、トマトがトッピングとして使用され始めた18世紀のナポリからです。トマトは新世界から持ち込まれた後、長い間毒だと考えられていましたが、貧しいナポリの人々によって広く食用にされるようになりました。

 特に有名なピッツァ・マルゲリータは、1889年にナポリを訪れたイタリア王妃マルゲリータの名前を冠して名付けられました。このピザは、トマト、モッツァレラチーズ、そしてバジルを使い、イタリア国旗の色を表現しています。その美味しさと視覚的な魅力で、ピザはナポリ市民に限らず、やがては世界中で愛される食べ物となりました。

 20世紀に入ると、ピザはアメリカで大きな人気を博すようになり、特にニューヨークやシカゴなどの都市では、独自のスタイルが発展しました。ニューヨーク・スタイルは薄くて広い、一方でシカゴ・スタイルは高い縁が特徴のディープディッシュピザです。ピザの普及とともに、ピザデリバリーサービスも登場し、ピザはますます手軽に楽しめるようになりました。

 現代では、ピザはその国の文化や好みに応じてさまざまなバリエーションが生まれています。ブラジルのサンパウロでは、地元の食材を使ったピザが非常に人気で、イタリアとは異なる独特なスタイルを持っています。また、日本ではナポリスタイルのピザが注目され、多くの専門店がその本格的な味を提供しています。

 このようにピザは、単なる食事から文化の象徴へと進化を遂げ、世界中で愛され続けているグローバルな食べ物となっています。

マルゲリータ・ピッツァ

 サヴォイア家出身の王妃・マルゲリータ(本名 マルゲリータ・ディ・サヴォイア=ジェノヴァ)が気に入ったとされることからこの名が付いた。

 王妃マルゲリータが1889年にナポリを訪れた際、当時有名だったピザ専門店ラファエレ・エスポジトがバジル(緑)、モッツァレラチーズ(白)、トマト(赤)の三色のピザを献上した。イタリアの国旗の色を模したこのピザを王妃はとても気に入り、これがピッツア・マルゲリータの始まりとなったとされる。

サヴォイア家

 1800年代のイタリア統一戦争時に中心となった一族で、統一後はイタリア王国の王家として君臨した。

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