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11月1日 サステナブルU.S.ソイの日

サステナブルU.S.ソイの日

 11月1日はサステナブルU.S.ソイの日。持続可能な栽培方法(サステナブル)で生産されたアメリカ大豆や大豆製品に付けられる「アメリカ大豆サステナビリティ認証マーク」を日本でも普及させるとともに、大豆たんぱくの健康価値とサステナブルの重要性をより多くの人に知ってもらうために、アメリカの大豆生産者を代表するアメリカ大豆輸出協会と、栄養補助食品などを販売する三基商事株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、11月から大豆の収穫が本格化することから、その初日である11月1日とした。

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 アメリカ大豆サステナビリティ認証マーク(SSAP認証マーク)は、アメリカ産大豆の持続可能な生産を保証する国際的な認証制度です。この認証システムは、大豆製品の生産過程が環境、社会、経済の各面において持続可能な基準に従って行われていることを示します。

 SSAP(U.S. Soy Sustainability Assurance Protocol)は、アメリカ大豆輸出協議会(USSEC)によって開発されたもので、持続可能な農法を促進し、大豆生産者が自然資源を守りながら効率的に大豆を栽培するための基準を設けています。この認証マークが付与された製品は、厳しい国際サステナビリティ基準を満たしていることが保証され、消費者はその製品が持続可能な方法で生産されたことを確認できます。

 SSAP認証は、日本国内でも認識が高まっており、2018年には東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が定める持続可能性に配慮した農産物の調達基準にも認定されました。これにより、日本での大豆製品の需要が増加し、持続可能な農産物への関心が一層高まるきっかけとなりました。

 この認証マークを使用することで、製品のメーカーは消費者に対して環境への配慮や社会的責任を果たしていることをアピールでき、消費者はそれを選択することで持続可能な消費行動を支持することができます。また、日本国内での商標登録も完了しており、原料だけでなく最終製品にも使用することが可能です。これにより、さまざまな業界での認証マークの活用が進んでいます。

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