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11月13日 チーかまの日

チーかまの日

 11月13日はチーかまの日。かまぼこを基調にチーズを混ぜ合わせた製品「チーかま」をさらに多くの人に味わってもらおうと、株式会社丸善が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、チーズの日(11月11日)とかまぼこの日(11月15日)の中間の日である、11月13日とした。

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 チーズかまぼこは、チーズを練り込んだ蒲鉾で、日本の食文化に新しい風を吹き込んだ商品です。1968年に丸善が開発し、「おらが幸」という商品名で販売を開始しました。この製品は、ドイツのチーズ入りソーセージ「ケーゼクライナー」にヒントを得たもので、村上清という研究員が中心となって開発しました。

 当初から、学校給食としても広く使われるようになり、その利便性とおいしさで人気を博しました。チーズかまぼこは一般に「チーかま」とも呼ばれ、スティック状の蒲鉾に溶けやすいチーズが練り込まれています。食べやすく、手軽に楽しめるスナックとして、またおつまみとしても親しまれています。

 丸善はこの「チーかま」の名称を商標登録しており、そのため「チーかまと呼べるのは丸善だけ」という独自性を強調しています。市場には多くのメーカーから似た製品が販売されていますが、原点とも言える丸善のチーズかまぼこは、その品質と歴史で差別化されています。

 チーズかまぼこの魅力はその柔らかい食感と濃厚なチーズの風味にあります。蒲鉾特有のしっとりとした食感とチーズが持つクリーミーな味わいが絶妙にマッチしており、小さな子どもから大人まで幅広い年齢層に支持されています。

 新しい味わいを求める方々にお勧めの「チーズかまぼこ」。ぜひ一度、このユニークな融合をご賞味ください。丸善の「チーかま」ならではの風味を、おやつやおつまみ、さらにはお料理のアクセントとしてお楽しみいただけます。

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