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11月20日 タブレット通信教育の日

 11月20日はタブレット通信教育の日。ジャストシステムが展開する専用タブレットだけで学ぶ通信教育で、勉強が楽しいと感じる子どもを増やすために、日本語ワープロソフト「一太郎」で知られる株式会社ジャストシステムが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、2012年11月20日に世界で初めてこのスタイルの通信教育「スマイルゼミ小学生コース」が誕生したことから、11月20日とした。

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 タブレット学習は、教育技術の進歩を反映した学習方法の一つで、多くのメリットといくつかのデメリットがあります。タブレットを用いることで、従来の学習方法に比べて多様な教材にアクセスでき、インタラクティブな学習が可能になります。具体的には、タブレット学習の主な利点は以下のようにまとめられます。

 まず、タブレット学習は楽しく、動機づけが容易です。ビデオゲームのような形式で提供されるコンテンツは、特に若いユーザーにとって魅力的で、学びへの意欲を高めます。これにより、自発的な学習機会が増え、より深い理解を促進することが可能です。

 次に、視覚的および聴覚的な素材を組み合わせることで、理解が促進されます。タブレットは動画や音声、インタラクティブなシミュレーションを簡単に組み込むことができるため、学習者は様々な感覚を通じて情報を得ることができます。

 また、個々の進捗に合わせて学習内容をカスタマイズすることができます。タブレット学習システムでは、学習者の解答や進捗を追跡し、それに基づいて最適な学習プランを提供することが多いです。これにより、学習の効率が向上し、個々のニーズに合わせた教育が実現します。

 さらに、タブレット一台で多様な教材にアクセスできるため、教科書やノートブックを大量に持ち歩く必要がありません。これにより、学習環境がより整理され、移動中でも学習を継続することが可能です。

 しかし、タブレット学習にはデメリットも存在します。長時間画面を見続けることで目が疲れやすく、場合によっては視力に悪影響を及ぼすことがあります。また、教育用アプリの利用がゲームや動画視聴にすり替わるリスクもあります。これに対処するためには、適切な使用時間の設定や、学習と遊びのバランスを取ることが重要です。

 このように、タブレット学習は現代の教育において重要な役割を果たしていますが、その有効性を最大限に発揮させるためには、それを取り巻く環境や使用方法に注意を払う必要があります。適切に管理され、計画的に組み込まれたタブレット学習は、教育の質を向上させ、学習者にとって価値あるものとなるでしょう。

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