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~今日は何の日?~

11月14日 大分県民の日

 11月14日は大分県民の日。1871年(明治4年)11月14日に大分県が成立したことを記念して定められた。

 当時、それを記念し、更なる地域づくりに向けて「豊の国ふるさと祭り」が11月11、12日の2日間、狭間町の中洲賀グラウンドで開催された。

大分県について

 明治4年7月14日に廃藩置県が実施され、その3ヶ月後の11月14日に8県(日田県・杵築県・日出県・府内県・岡県・森県・臼杵県・佐伯県を統合して大分県が成立しした。そしてその後の明治9年8月21日に小倉県の管轄であった下毛郡・宇佐郡を編入し、現在の大分県となった。

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 大分県は日本の九州地方東部に位置し、豊かな自然と独自の文化が魅力の県です。特に温泉地として知られており、「おんせん県」とも称されます。大分の象徴とも言える別府温泉や由布院温泉は、国内外から多くの観光客が訪れる名所です。これらの温泉地では、地獄めぐりや自然の美しさを楽しむことができるほか、独特な泥湯や塩湯なども楽しめます。

 大分県は温泉だけでなく、食文化でもその名を馳せています。関アジや関サバなど新鮮な海の幸は、大分県が誇る特産品です。また、「とり天」は大分発祥の郷土料理で、鶏肉を特製のタレに漬け込み、カラッと揚げた料理で、そのサクサクとした食感が人気です。

 その他、大分県では古くから農業も盛んで、かぼすをはじめとする柑橘類の生産が全国的にも有名です。かぼすは、その爽やかな香りと酸味で料理のアクセントとしても用いられ、健康維持にも役立つ果物とされています。

 文化的にも、国東半島には古代からの仏教遺跡が多く残されており、歴史的な探訪にも最適です。これらの地域では、かつての僧侶たちが遺した多くの寺院や彫刻が今もなお残り、訪れる人々に静寂と平和を提供しています。

 大分県の魅力はこれらにとどまらず、豊後水道を望む美しい海岸線や、豊かな山々、そして地元で育まれた伝統的な料理やイベントなど、多様な楽しみ方が可能です。自然が創り出す温泉の恵みを始めとする自然体験や、地元ならではの美味しい食材、歴史的な背景を持つ地域が織りなす独特の文化を体験することで、訪れるすべての人にとって忘れがたい思い出が作られるでしょう。

記念日とかいろいろ