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11月2日 いい血圧の日

いい血圧の日
引用元:KAGOME

 11月2日はいい血圧の日。高血圧対策を促進して多くの人に健康のため生活習慣の改善を行ってもらおうと、カゴメ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、いい(11)けつあ(2)」の語呂合わせから、11月2日とした。

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 高血圧は、心臓病や脳卒中などのリスクを増加させる重要な健康問題です。高血圧の管理と対策は、生活習慣の見直しと適切な栄養摂取により行うことができます。以下に、高血圧対策のための具体的なアプローチを紹介します。

 まず、塩分の摂取量を控えることが重要です。食事に含まれるナトリウムが体内で水分を保持し、血圧を上昇させるため、日々の食事での塩分摂取を意識的に減らすことが勧められます。プロセスフードや外食を避け、自宅での調理を心がけることで、塩分の摂取量を把握しやすくなります。

 次に、定期的な運動が推奨されます。週に数回の中程度の運動は、血圧を自然に下げる効果があります。ウォーキング、ジョギング、スイミングなどが効果的ですが、激しい運動は逆効果になることもあるため、自分の体調に合わせて適切な強度を選びましょう。

 また、GABA(ギャバ)の摂取も有効です。GABAはアミノ酸の一種で、血圧を下げる機能があることが知られています。トマトにも含まれており、例えば『カゴメトマトジュース』などの製品を利用することで、GABAを手軽に摂取することができます。

 さらに、リコピンの摂取も心血管疾患のリスクを減少させる可能性があります。リコピンはトマトに豊富に含まれている抗酸化成分で、善玉(HDL)コレステロールの増加をサポートし、動脈の健康を保つことが期待されます。リコピンを含む食品を積極的に摂ることで、血圧の管理に役立つとされています。

 最後に、ストレス管理も重要です。日常生活の中で積極的にリラクゼーションの時間を設け、メンタルヘルスを整えることが、血圧の安定に寄与します。深呼吸、瞑想、ヨガなどが有効です。

 これらの生活習慣の改善に加えて、医師の診断と指導のもとで適切な治療を受けることが大切です。定期的な健康診断を受け、専門家のアドバイスに従うことで、高血圧のリスクを減らし、健康な生活を維持することができます。

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