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11月1日 ダーツの日

 11月1日はダーツの日。スポーツ競技としてのダーツの存在と素晴らしさをより多くの人に知ってもらい、また、ダーツに関わる人々の力を1つにするために、エレクトロニックダーツマシンの開発、販売、ダーツ大会の企画、運営などを手がける株式会社ダーツライブが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、ダーツは3本の矢を1セットとして的に投げるスポーツであり、3本目がとても重要なことから、数字の"1"を矢に見立てて"1"が3つ並ぶ、11月1日とした。

ダーツについて

ダーツの日
引用元:みやざき地頭鶏

 ダーツは形からして人類が太古の昔から狩猟のため使用していた弓矢の矢である。それが14世紀頃のイギリスで百年戦争の最中に、酒場で飲んだくれていた兵士たちが余興でワイン樽めがけて矢を放つようになったことがダーツの起こりと言われている。

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 ダーツは500年以上の歴史を持つ競技で、その起源はイギリスの百年戦争・バラ戦争時代にさかのぼります。兵士たちが余暇を利用して弓矢の技術を磨くために始めた遊びが現代のダーツの原型とされています。当時は、空のワイン樽の底や大木を輪切りにしたものを的として使用していました。

 この遊びが次第に形を変え、現在のダーツ競技に発展しました。特に1896年に英国人ブライアン・ガムリンによって点数区分が導入されたことで、今日見られるダーツボードの原型が完成し、正式なルールが確立されました。その後、ダーツは屋内スポーツとして普及し、家庭やパブなどで広く楽しまれるようになりました。

 ダーツは誰でも気軽に始められるスポーツでありながら、高い技術を要求される競技でもあります。選手は的の異なるスコアエリアに矢を投じ、高い集中力と計算力、正確な手の動きが求められます。このスポーツは、運動機能を強化し、大脳皮質を刺激することで集中力や持続力を増す効果があるとされています。

 現在、ダーツは世界中で人気があり、アマチュアからプロフェッショナルまで幅広い層が楽しんでいます。教育の場でも導入され始めており、青少年の情操教育や高齢者の健康維持に寄与するなど、その役割は多岐にわたります。

 さらに、ダーツはコミュニケーションツールとしても機能し、多くの人々が交流する場としても利用されています。競技としての側面だけでなく、レクリエーションとしての価値も高く、ストレス解消やリハビリテーション、さらには認知症の予防にも一役買っています。

 ダーツは、ただ的を狙うだけでなく、身体と心のバランスを養い、人と人との繋がりを深めるための素晴らしいスポーツです。あなたもこの魅力的なダーツの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?

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