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11月11日 キットパスの日

 11月11日はキットパスの日。「キットパス」を始めとした製品をより多くの人に知ってもらい、製品や会社のファンが集う日とするために、神奈川県で文具や事務用品を手がける日本理化学工業株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「キットパス」は棒状なので4本並んでいる形と似ていることから、11月11日とした。

 「キットパス」を世界ブランドに成長させ、世の中をより良くしていくシンボルの日にとの願いも込められている。

キットパスとは

 ホワイトボードやガラス、プラスチックなどの平面であれば描け、濡れた布などで消すことが出来る環境固形マーカー。

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 「キットパス」は、水溶性チョークであり、日本理科学が製造しているアートおよび文具用品の一つです。元々「キットパスきっず」として知られていたこの製品は、子供たちが使用することを想定して開発され、安全性や使い勝手に優れていますが、その後のリニューアルを経て、「キットパスミディアム」として更に幅広い用途に対応する製品へと進化しました。

 このチョークは、ガラスや鏡、ホワイトボードなどの滑らかな表面に書くことができ、濡れた布や専用クリーナーで簡単に消去することが可能です。しかし、使用する表面の材質によっては色が残る可能性があるため、使用前に目立たない場所での試し書きが推奨されています。特に黒板には使用しないよう注意が必要です。

 「キットパス」の特長はその多様性にあります。手軽に使える紙巻タイプで、マーカー部分が短くなっても容易に調整できる設計となっています。また、水溶性であるため、粉が出ずに使用できることが衛生的であり、揮発性がないため独特の臭いもありません。さらに、水筆を使用すれば水彩絵具のようにも使うことができ、色を混ぜることも可能です。

 安全性においても、「キットパス」は優れています。万が一口に入っても安心なパラフィンを主原料としており、これは化粧品にも使用される素材です。したがって、子供から大人まで幅広い年齢層が安心して使うことができます。

 教育の場では、このユニークなチョークを用いて創造力や表現力を養う活動が行われており、家庭や学校、さらには飲食店など商業施設でのPOP作成など、多岐にわたるシーンで利用されています。キットパスは、創造的な表現活動を楽しむすべての人にとって、有用で魅力的なツールと言えるでしょう。

記念日とかいろいろ

11月11日の記念日