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11月11日 夢をえがくバルーンアートの日

夢をえがくバルーンアートの日

 11月11日は夢をえがくバルーンアートの日。細長い風船をひねってさまざまな形を作り出すバルーンアート。言葉のいらないコミュニケーションと感動を作り手と受け手の双方に生み出し、年齢、性別、障がいの有無などの垣根を超えてつながるバルーンアートを、多くの人の自由に夢を描くキッカケにしてもらうために、大阪府大阪市の一般社団法人日本バルーンアートデザイン協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、バルーンアートを作成する際に使用する細長い風船を4本並べたように見えることから、11月11日とした。

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 バルーンアートは、カラフルな専用の長い風船(バルーン)を使って、様々な形やデザインのオブジェクトを作るアート形式です。この技術は、娯楽、装飾、または芸術的な表現のために世界中で広く用いられています。

 バルーンアートの基本は、風船を様々な方法で結び、ねじり、組み合わせることによって形を作り出す技術にあります。最も一般的なタイプの風船は「モデリングバルーン」と呼ばれ、長く細い形状が特徴です。これを使って犬や剣、花、帽子など、シンプルから複雑な形まで無限に作ることが可能です。

 バルーンアートは、子供のパーティーはもちろん、結婚式や企業イベント、パレード、フェスティバルなど、様々な場で楽しまれています。アーティストがその場で風船を形作る「バルーンツイスティング」と、事前に準備された大規模なバルーン彫刻や装飾を展示する「バルーンデコレーション」とがあります。

 バルーンアートの魅力の一つは、その華やかさと即興性にあります。色と形の豊かな組み合わせが、視覚的にも楽しく、見る人の心を引きつけます。また、バルーンアートは参加者に直接関わってもらうことが多く、アーティストが直接観客と交流しながら作品を作るため、観客とのコミュニケーションのツールとしても非常に有効です。

 しかし、バルーンアートは素材が風船であるため、扱いには注意が必要です。風船は破裂しやすい素材であり、特に温度や圧力の変化に敏感です。また、使用後の風船は環境に配慮して適切に処理することが推奨されます。

 バルーンアートを学ぶためのワークショップやクラスも多く開催されており、基本的な技術から応用技術まで、幅広く学ぶことができます。興味がある方は、地元のクラフト店やコミュニティセンターで開催情報を探すと良いでしょう。

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11月11日の記念日