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11月8日 きらきらベジ・ケールの日

きらきらベジ・ケールの日

 11月8日はきらきらベジ・ケールの日。ケールを始めとした高栄養野菜の認知度を高め、国民の健康的なライフスタイルをサポートすることを目指して、日本山村硝子株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、ケールは冬場に旬を迎えることと、いい葉(118)」の語呂合わせから、11月8日とした。

 2018年に植物工場野菜のブランド「きらきらベジ」を立ち上げ、現在は関西地区の百貨店、高級スーパーを中心に商品を展開している。メインで栽培している「ケール」は、「葉野菜の女王」とも呼ばれ、様々な栄養素が豊富に含まれていることが知られている。

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 ケールは緑葉甘藍や羽衣甘藍とも呼ばれ、キャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科に属している野菜です。ケールはキャベツの原種とされ、その健康効果から「野菜の王様」とも称されています。

 原産地は地中海沿岸とされており、日本でも茨城県や島根県など多くの地域で栽培されています。ケールの特徴として、その栄養価の高さが挙げられます。特にビタミンA、ビタミンC、ビタミンKが豊富で、これらは抗酸化作用や免疫強化、骨の健康維持に寄与します。

 ケールには食物繊維も多く含まれており、消化を助けるだけでなく、便秘の解消や大腸がんの予防に効果的です。また、ケールに含まれる「大麦β-グルカン」は血糖値の上昇を穏やかにし、血中コレステロールの低下にも貢献するため、糖尿病や心血管疾患の予防にも有効です。

 ケールは、生でサラダにする、スムージーに混ぜる、加熱して料理に使用するなど、さまざまな食べ方で楽しむことができます。苦味が特徴的ですが、その風味を活かした料理が多く、健康意識の高い方々に特に支持されています。

 また、ケールにはいくつかの品種があり、カーリーケールやシベリアンケール、コラードケール、ベビーケールなどが存在します。これらの品種は見た目や味に特徴があり、用途に応じて選ぶことができます。

 ケールを日常的に摂取することで、日々の健康管理に役立つだけでなく、病気の予防にも寄与することが期待されています。特に緑豊かな葉物野菜を積極的に取り入れたい方には、ケールは非常におすすめの食材です。

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