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11月5日 いいリンゴの日

いいリンゴの日
引用元:全国農業協同組合連合会 青森県本部

 11月5日はいいリンゴの日。りんごの消費拡大のために2001年に青森県が制定した。

 日付は、いい(11)りん(5)」の語呂合わせから、11月5日とした。

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 りんごは、世界中で愛されている果物の一つで、その起源は数千年前に遡りますが、現代で一般的に栽培されているのは、主にヨーロッパから来た品種です。特に日本では、明治時代に導入された西洋りんごが、特に青森県で大規模に栽培されるようになりました。これは、当時の政府が農業の振興を図るために始めた試みで、アメリカ人宣教師ジョン・イングによってもたらされ、その後、青森県で広まったとされています。

 青森県は現在、日本で最もりんごの生産が盛んな地域で、多くの品種が栽培されています。全国の生産量の約50%を占め、特に「ふじ」や「つがる」、「紅玉」などが有名です。これらのりんごは、その風味、酸味と甘みのバランス、果汁の豊富さで知られ、国内外で高く評価されています。

 りんごには、健康に良い多くの栄養素が含まれています。特にビタミンCやカリウムが豊富で、これらは体内のナトリウムを排出し血圧の調整やむくみの解消に効果的です。また、水溶性および不溶性の食物繊維も豊富で、腸内環境を改善し、コレステロール値の低下や血糖値の急激な上昇を防ぐ作用があります。

 また、りんごに含まれるポリフェノールの一種であるプロシアニジンは、強力な抗酸化作用を持ち、体内の酸化ストレスを軽減し、慢性的な疾患のリスクを減少させることが期待されています。これにより、りんごは抗老化効果や生活習慣病の予防に役立つとされ、美容と健康の両面で注目されています。

 りんごはそのまま食べるだけでなく、ジュースやパイ、サラダ、ソースなど、さまざまな料理に用いることができます。また、全世界で栽培されている多様な品種によって、それぞれ異なる味わいや食感を楽しむことができるため、多くの人々に愛され続けている果物です。

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