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11月11日 ピーナッツの日

ピーナッツの日
引用元:全国落花生協会

 11月11日はピーナッツの日。落花生が「畑の土」と呼ばれていることから、1985年に全国落花生協会が制定した。

 日付は、落花生が「畑の土」と呼ばれていることから、「土」を分解して「十一」、新豆の出回る時期が11月という理由から、11月11日とした。

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 ピーナッツ(落花生)はマメ科ラッカセイ属に属する一年草で、学名はArachis hypogaeaです。日本では「南京豆」とも呼ばれ、植物学上の標準和名はナンキンマメです。ピーナッツの特徴的な点は、その繁殖方法にあります。花が終わると子房柄が地中に潜り、地中でサヤが形成されることから「地中豆」とも称されます。

 原産地は南米アンデス地方で、古くから現地の食文化に根ざしていました。コロンブスの航海中にヨーロッパに紹介され、その後、世界中に広まりました。日本には江戸時代に中国から伝わり、「南京豆」として知られるようになりました。

 栄養面では、ピーナッツは非常に優れています。特にビタミンEが豊富で、これには抗酸化作用があり、若返りのビタミンとしても知られています。また、ビタミンB群も含まれており、エネルギー産生に寄与するほか、ナイアシン(ビタミンB3)はアルコールの代謝を助ける役割があります。オレイン酸やレシチンなどの健康に良い脂肪酸も含まれており、これらは血中コレステロールの低下や脳の機能向上に寄与するとされています。

 ピーナッツはそのまま食べるほか、煎ったものや、茹でたもの、ピーナッツバターとして加工されることも多いです。料理やスナックとしての利用は多岐にわたり、世界中で親しまれています。旬の時期には生のピーナッツを茹でて食べることもおすすめで、塩味がしっかりと染み込んだ茹でピーナッツは、独特の甘みと風味が楽しめます。

記念日とかいろいろ

11月11日の記念日