カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

12月2日 奴隷制度廃止国際デー

 12月2日は奴隷制度廃止国際デー国際連合が制定した。

 日付は、『人身売買及び他人の売春からの搾取の禁止に関する条約』が採択された日(12月2日)にちなんで、12月2日とした。
 英語名は、"International Day for the Abolition of Slavery"。

◆◆◆

 International Day for the Abolition of Slavery(奴隷制度廃止の国際デー)は、毎年12月2日に開催される国際的な記念日です。この日は、1949年に国際連合総会によって制定されました。日付の選定は、1949年12月2日に国際連合が「奴隷制度、奴隷取引及び制度に類似する慣行の撤廃に関する条約」を採択したことを記念しています。

 制定の背景には、奴隷制度や人身売買、強制労働などの慣行が世界中で依然として存在し、その撤廃が人権の保護や持続可能な発展に不可欠であるという認識があります。この記念日は、これらの問題に対する意識を高め、国際社会の取り組みを促すために非常に重要です。

 この記念日の主な目標は、奴隷制度や人身売買、強制労働などの慣行を根絶し、その被害者への支援を強化することです。また、政策立案者や市民に対して、これらの問題の撤廃に向けた法律や施策の実施を促すことも目標とされています。

 国際連合や各国政府、NGOなどが、さまざまな取り組みを実施しています。これには、奴隷制度や人身売買、強制労働問題に関する啓発キャンペーンやイベントが含まれます。また、政府は法律や政策を策定し、人権を保護し、問題の根絶に向けた取り組みを行っています。さらに、教育機関や研究機関が、これらの問題の原因や影響に関する研究を行い、その知見を広めることで問題解決に貢献しています。

記念日とかいろいろ

国際デー