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12月5日 世界土壌デー

 12月5日は世界土壌デーFAO(国際連合食糧農業機関)が制定した。
 英語名は、"World Soil Day"。

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 World Soil Day(世界土壌の日)は、毎年12月5日に開催される国際的な記念日です。この日は、2013年に国際連合総会によって制定されました。日付の選定は、タイ国王プミポン・アドゥンヤデートが誕生日であり、彼が長年にわたってタイ国内で土壌管理や持続可能な土地利用に関するプロジェクトに深く関与していたことを記念して選ばれました。

 制定の背景には、土壌が食糧生産や生態系の健康、気候変動緩和などの重要な役割を果たしており、持続可能な開発にとって不可欠であるという認識があります。この記念日は、土壌の重要性に対する意識を高め、土壌の健全な管理と保護に向けた取り組みを促進することが目的とされています。

 この記念日の主な目標は、土壌の保全や管理に関する意識を高め、土壌の健康と持続可能性に対する取り組みを支援することです。また、土壌資源の重要性を広く認識し、国際社会や地域社会が一体となって取り組むことを促すことも目標とされています。

 国際連合や各国政府、NGOなどが、さまざまな取り組みを実施しています。これには、土壌の重要性や保全方法に関する啓発キャンペーンやイベント、ワークショップが含まれます。また、農業従事者や研究者、市民に対する土壌管理や持続可能な土地利用に関する教育や研修が提供されています。さらに、国際連合は、各国が土壌の保護や管理に関する法律や政策の策定・実施を促進することを支援しています。

 これらの取り組みを通じて、世界土壌の日は、土壌の重要性と持続可能性に関する意識向上と、土壌保護や管理に向けた国際協力の促進を目指しています。

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