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12月8日 アルバムセラピーの日

 12月8日はアルバムセラピーの日。過去の写真や思い出のアルバムを使って自分自身を発見することで「本当の自分の幸せ」を見つけるアルバムセラピー。その普及を目指して、一般社団法人日本アルバムセラピー協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、日本アルバムセラピー協会の設立日(2015年12月8日)にちなんで、12月8日とした。

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 アルバムセラピーは、個人の記憶や感情を呼び覚ますためのツールとして写真アルバムを利用する心理療法の一種です。この療法は、写真が持つ強力な視覚的な記憶喚起能力を利用して、クライアントが自己理解を深めたり、過去の出来事に対する感情的な処理を助けたりすることを目指します。

 具体的には、アルバムセラピーではセラピストがクライアントに家族や友人、特別な出来事の写真を見てもらいながら、その写真に関連する記憶や感情について話を聞きます。このプロセスを通じて、クライアントは忘れていた思い出や、未解決の感情、人間関係のダイナミクスに気づくことがあります。

 また、アルバムセラピーは、特に高齢者の認知症患者に対して有効であるとされています。過去の写真を見ることで、彼らの記憶を刺激し、話をするきっかけを作ることができます。これは認知症の進行を遅らせる可能性があるだけでなく、彼らの精神的な健康をサポートする手助けとなるのです。

 このセラピーは、過去の経験を振り返り、自分自身や周囲との関係を再評価する機会を提供します。それにより、クライアントはより明確な自己理解と、ポジティブな未来像を描く助けとなるのです。