カレンダーをめくってみれば
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　明治ブルガリアヨーグルトは、1973年に日本で初めてのプレーンヨーグルトとして発売された製品で、その開発は1970年の大阪万博でのブルガリア館での体験に触発されたものです。このヨーグルトは、ブルガリア原産の特有の乳酸菌を使用しており、その味わいと健康効果で広く受け入れられています。

　特に「LB81」という商品名は、使用されている乳酸菌の菌株ナンバーに由来しています。「LB」はLactic Acid Bacteria（ラクティックアシッドバクテリア）の略で、「81」はブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131株の末尾番号を組み合わせたものです。この独特な乳酸菌の組み合わせが、明治ブルガリアヨーグルト独自の酸味と風味を生み出しています。

　製造プロセスにおいては、「超高温殺菌」と「脂肪微細化」という技術が用いられています。超高温殺菌によってヨーグルトの構造が細かく緻密になり、なめらかな口どけが実現されます。一方で、脂肪微細化技術により乳脂肪球を通常よりも小さくすることで、ヨーグルトの適度な硬さが保たれ、その結果、爽やかな酸味と濃厚なミルク風味が両立されています。

　明治ブルガリアヨーグルトは、特定保健用食品としても認定されており、消化器系の健康をサポートする効果があります。腸内環境を整えることによって、全体的な健康促進に寄与するとされています。これは、日々の健康管理において非常に価値のある特性です。

　その品質の高さと健康への効果から、多くの消費者に愛され続けている明治ブルガリアヨーグルトは、日本国内外でその名を知られており、ヨーグルトを通じて健康的な生活を求める人々にとって欠かせない食品となっています。