カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

毎月1日 省エネルギーの日

 毎月1日は省エネルギーの日。これ以前から2月1日を「省エネルギーの日」として各種広報媒体を通じ省エネルギーについて国民に呼びかけを行っていたが、これを毎月1日とすることにより身近な省エネルギー行動を振り返る機会を増やし、省エネルギーの実践の定着とその効果を確保するために、1980年3月25日の省エネルギー・省資源対策推進会議で制定された。

 日付は、もともと2月1日を「省エネルギーの日」としていたものを拡大したため、毎月1日となった。

 このほかにも、「省エネルギー月間(2月)」「夏の省エネルギー総点検の日(8月1日)」「冬の省エネルギー総点検の日(12月1日)」などがある。

省エネの豆知識

 日本で省エネ政策が始まったのは1970年代。2度の石油ショックがキッカケだった。1978年から始まった省エネの技術研究に関する計画である「ムーンライト計画」、1979年に制定・施行された「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)」が日本の省エネの歴史の始まりである。

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 省エネルギーとは、エネルギーの消費量を抑制し、その効率を向上させることを指します。石油、ガス、石炭などの化石燃料の枯渇、温室効果ガス排出の抑制、エネルギーコストの節約など、多角的な観点から省エネルギーは重要な課題となっています。

省エネルギーの方法

 個々の生活スタイルやビジネス活動における省エネルギーの方法には、LED照明の利用、家電製品のエコモード設定、エネルギー効率の高い家電製品の選択、適切な温度設定でのエアコン使用などがあります。これらの行動一つ一つが、エネルギーの消費を抑え、地球環境の保全に寄与します。

省エネルギーと再生可能エネルギー

 さらに、省エネルギーとは別の視点で、再生可能エネルギーの活用も重要です。風力、太陽光、水力、地熱といった自然エネルギーは、化石燃料のように枯渇することがなく、環境負荷も小さいため、エネルギーの持続可能な供給に貢献します。しかし、それでもエネルギーは限られた資源であり、消費するエネルギー量そのものを抑える省エネルギーが必要不可欠というわけです。

個々の役割

 最後に、省エネルギーは、各個人が意識し、行動することでより大きな効果を発揮します。個々の日々の選択が集まり、大きなエネルギー節約につながるのです。これからも、私たち一人一人がエネルギー消費について考え、より良い選択をしていくことで、持続可能な社会を築き上げていくことが期待されています。

統一省エネルギーラベル
引用元:大府市

省エネルギー・省資源対策推進会議

 1973年に起きた石油危機を契機として、1974年に設置された委員会。その名の通り、大量消費使い捨ての生活を捨て、無駄を無くした合理的な消費を進めることにより、物を有効に活用する生活へと生活パターンを転換させること、つまり省エネの推進を目的として設置された。設置当初は「資源とエネルギーを大切にする運動本部」という名前だったが、1977年に「省エネルギー・省資源対策推進会議」となった。

記念日とかいろいろ

省庁などが作った記念日