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~今日は何の日?~

7月8日,毎月7日,8日 生パスタの日

 毎月7日,8日と7月8日は生パスタの日。素材の風味、味、コシなど、生パスタの魅力を多くの人に知ってもらおうと、全国製麺協同組合連合会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(7)(8)スタ」の語呂合わせから、毎月7日、毎月8日、7月8日とした。

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 生パスタ、これは日本の厨房でも非常に頻繁に取り扱われる食材となっています。その名の通り、'生' とは未加熱の状態を示しており、パスタという名前が付くだけあって、当然ながら、イタリア料理で使われる小麦粉から作られた麺類の一つであります。生パスタは、その製法として高たん白質の小麦粉を主原料とし、水を加えて練り上げた後、特殊な成形機を用いてマカロニやスパゲッティなどの形状に整えられます。

 生パスタの特長としては、乾燥パスタに比べて調理時間が短く、また、風味が豊かで口当たりが滑らか、そしてコシが強いことが挙げられます。また、様々なソースや具材との組み合わせによって、その美味しさをさらに引き立てることができます。特に、素材の風味がダイレクトに感じられるようなシンプルなソースや、生鮮食材を活かした料理に最適です。

 また、生パスタの魅力はそれだけではありません。全国製麺協同組合連合会によって、7月8日および毎月の7日と8日は「生パスタの日」と定められています。「な(7)まパ(8)スタ」の語呂合わせから名づけられ、生パスタの魅力を多くの人に知ってもらうことが目的となっています。毎年この日には、様々なイベントが全国各地で開催され、人々は生パスタの素晴らしさを再確認する機会を得ています。

 我々の日常における食事の一部としてだけでなく、特別な日の料理としてもその存在感を放つ生パスタ。その風味豊かな味わいと、短い調理時間、そして様々なアレンジが可能な柔軟性から、私たちは常にその魅力に引き寄せられています。特に、生パスタは新鮮な食材を使うことでその美味しさを一層引き立てることができるため、旬の食材を活かした料理を楽しむことができます。そのため、四季折々の食材と共に生パスタを楽しむことで、一年を通じて食の楽しみが広がるのです。

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 ロングパスタとショートパスタ、これらはパスタの主要な形状であり、それぞれが独特の特徴と用途を持っています。まず、ロングパスタは25センチ前後の長さが特徴で、その形状が単純なため、調理方法や品質による食感の違いを感じやすいのが特徴です。具体的な種類としては、スパゲティ、フィットチーネ・タリアッテレ、バーミセリー、ロングマカロニ、スペルチーニなどがあります。それぞれのパスタは、その形状と特性により、異なるソースや調理法と相性が良いとされています。

 次にショートパスタは、名前の通りロングパスタよりも短く、形状が豊富で食べ方も多様なのが魅力です。主な種類としては、マカロニ、ペンネ、ツイスト、カール、シェルなどがあります。ショートパスタもまた、形状によりソースや調理法との相性が変わります。例えば、マカロニはサラダやグラタンによく使われ、ペンネはソースが中にしみ込みやすい特徴があります。また、独特の形状を持つツイストやカールはドレッシングやマヨネーズとの相性が良いですし、シェルはその貝殻の形状が特徴的で、ソースをたっぷり含むことができます。

 いずれのパスタも、その形状と特性により様々な調理法と相性が良いことから、料理のバリエーションを広げる上で重要な役割を果たしています。そのため、日々の食事作りや特別な日のごちそう、パーティーの料理など、さまざまなシーンで活用することができます。パスタを用いた料理は、味わいや見た目の美しさだけでなく、その多様性による楽しさも魅力の一つと言えるでしょう。