カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

毎月12日 わんにゃんの日

猫

 毎月12日はわんにゃんの日。国内最大級のペット写真共有SNS「パシャっとmyペット」を運営する株式会社サイバーエージェントが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、犬と猫の鳴き声である「わん(1)」と「にゃん(2)から毎月12日とした。サイバーエージェントによると、毎月12日は愛護団体への寄付に関する企画を行うなど動物愛護に関する活動を行う日にしていくとのこと。

ペットの歴史

 ペットの歴史はとても長く、1万5000年~3万年前(旧石器時代)まで遡ると言われている。最初は犬を狩猟を助けてもらうための家畜として飼っていた。それに対して猫が飼われ出したのは今から1万年程前とされており、ネズミが数多く集まる穀物の貯蔵場所に現れ、棲みついたのがその始まりと考えられている。また、愛玩動物としてネコ科のペットが飼われ出したのは、約5000年前の古代エジプトで飼われていたピューマが最古だと言われている。

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 「わんにゃんの日」は毎月12日に設けられた記念日で、ペットとして最も人気のある犬と猫、そしてそれらの動物たちに対する愛護の精神を讃え、広める日となっています。「わんにゃんの日」は株式会社サイバーエージェントが運営するペットの写真を共有するSNS「パシャっとmyペット」のプロジェクトの一環として制定されました。この日には、一般社団法人アニマル・ドネーションと共同で「パシャっとLOVEドネーション」プロジェクトという名の下に、動物愛護関連団体への寄付の呼びかけや、ペットに対する関心の高揚をはかる活動が行われます。

 犬と猫は我々の生活の中で重要な役割を果たしています。彼らは単なるペット以上の存在で、多くの人々にとって家族の一員であり、友人でもあります。しかし、それらの動物が適切なケアを受けられず、遺棄されたり、ペットショップで売れ残った末に処分されたりすることは残念ながら現実に存在する問題です。このような事態を防ぐために、「わんにゃんの日」は私たち全員に、動物への愛護と責任について再考する機会を提供します。

 「わんにゃんの日」はまた、ペットとしての犬と猫にまつわる面白い雑学を共有する機会でもあります。例えば、「犬は犬なのに猫舌」は、犬や猫が野生では火を使って食事を温めることがないため、自然と熱い食べ物を避けるという特性についての洞察です。また、「猫が顔を洗うと雨が降ると言われている理由」は、猫が気圧の変化を感じ取り、特に湿度の高い日にグルーミングを行う傾向があるからとされています。

 犬や猫、そして他の全ての動物たちは、私たちが共に暮らすこの惑星上で私たちと共有する価値ある生命です。「わんにゃんの日」は、これらの生命を尊重し、守るために何ができるのかを考える機会であり、私たちが動物たちとの共存の道を探し続ける一助となります。私たち一人一人が出来ることから始めることで、ペットを含む全ての動物たちの生活環境の改善につながるのです。

ペットと家畜の違い

 一般的にペットと家畜の違いは、人間が飼っている動物のうち農業生産に関わっている動物を家畜、楽しむために飼っている動物をペットと呼び分けている。