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~今日は何の日?~

毎月19日 共育の日

 毎月19日は共育の日。子どもの教育に親、地域、学校が共に関わり、共に育み、共に育つ「共育」を考え、実行する日にする>という目的で、フォーラム21・梅下村塾が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、共育の「(19)」の語呂合わせから、毎月19日とした。毎月としたのは月一度は次世代のことを考えようとの思いから。

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 「共育」とは、子どもの教育に関して親、学校、地域が共に関わり、共に育み、共に育つという考え方を指します。ここでの「共に」は、単に一緒に行動すること以上に、それぞれが自分の役割を理解しつつ、互いの役割を尊重し合い、助け合うという意味合いを含みます。

共育の重要性

 子どもたちは家庭や学校、地域社会など、さまざまな環境で育ちます。これらの環境は子どもたちの人格形成に大きな影響を与えます。そのため、一貫した教育環境を提供するためには、親、学校、地域が一体となり、子どもの成長をサポートすることが重要となります。これが「共育」の理念であり、子どもたちが健全に育つための基盤となります。

共育の具体的な方法

 「共育」は理念であり、具体的な行動としては地域や文化、子どもたちの特性により多様な形をとります。それでも共通するのは、親、学校、地域がそれぞれの役割を理解し、尊重し合うことです。親は子どもの日常的な生活習慣や価値観の教育を、学校は学問の知識や社会性の教育を、そして地域は地域特有の文化や伝統、自然との関わりなどを通じた教育を担当します。

 それぞれが自分の役割を果たしつつ、他の役割を理解し尊重し合うことで、子どもたちは一貫した教育を受けることができ、その結果、子どもたちは自己理解を深め、社会性を身につけ、健全な人格を形成することができます。

 また、「共育」を考える日として、全ての関係者が一同に介し、その取り組みを振り返る機会を持つことは大変有意義です。それぞれの役割を再認識し、子どもたちの成長を喜び、新たな取り組みに向けての共有理解を深めることで、更なる子どもたちの成長を支えていくことができます。