カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

毎月31日 菜の日

野菜

 毎月31日は(さい)の日。野菜中心の健康的な食生活を広めるために、一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「野(31)」の語呂合わせから、毎月31日とした。

 「月末はカラダ決算日」というスローガンのもと、食材や食品を購入できる場を持つ小売業を中心として連携を呼びかけ、社会への普及、定着を目指す。また、「菜の日」の制定後初の31日にあたる2016年3月31日には、全国の参画スーパーマーケットで「菜の日」に関連した野菜のイベントやセールが開催された。

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 5 A DAYは、健康増進のために野菜・果物摂取とバランスのよい食生活を推進する運動です。この運動は「1日5皿分(350g)以上の野菜と200gの果物を食べましょう」というスローガンの下に、食育活動を展開しています。

 野菜の摂取量は、1皿70gを1単位として、小皿(小鉢)に盛った野菜料理が「1皿分」、中皿(中鉢)に盛った野菜料理が「2皿分」です。果物の200gの目安量は、うんしゅうみかんほどの小さめの果物なら2個、りんごの大きさの果物なら1個とされています。

 日本の5 A DAYプログラムは、児童や園児を対象にスーパーマーケットなどで、野菜・果物摂取の重要性やバランスのよい食生活について楽しく学ぶ参加型体験食育教室を提供しています。これによって、子どもたちは豊かな食生活の知識と健やかな成長に欠かせないバランスのよい食習慣を身につけることができます。

 この運動によって、健康の維持向上に欠かせない野菜・果物の摂取が促進され、社会全体での健康増進が期待されています。特に現代社会において、食生活の乱れが問題視される中で、5 A DAYのようなイニシアチブは、健康的な食生活の推進という重要な役割を果たしています。

ファイブ・ア・デイ協会

 「1日5皿分(350g)以上の野菜と、200gの果物を食べましょう」をスローガンに、野菜や果物を食べることが健康を保つために重要であるということを広め、健康増進のための活動を行う団体。

記念日とかいろいろ

毎月31日の記念日