カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

毎月8日 歯ブラシ交換デー

 毎月8日は歯ブラシ交換デー。1か月間使用することで毛先が開いて歯垢を除去する力が低下してしまうことから、毎月歯ブラシを交換する習慣を広めていライオン株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、歯ブラシの「歯」から、毎月8日とした。

歯ブラシの豆知識

 歯ブラシは使っていくうちに毛先が開いて歯にちゃんと当たらなくなったり、毛に弾力が無くなって汚れを落とする力が弱くなるため、およそ1ヶ月に1度は交換したほうが良い。

 毛先が開いてしまった歯ブラシは新品の時と比べて歯垢の除去率が6割程度にまで下がるんだとか。

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ハブラシ・リサイクルプログラム

 ハブラシ・リサイクルプログラムは、使用済みハブラシを回収しリサイクルするプロジェクトで、これは新たなプラスチック製品、例えば植木鉢などの製造に役立てられます。このプログラムは2015年に、日本の大手製品製造会社ライオンとテラサイクル合同会社との協力の下で開始されました。この取り組みの目的は二つあります。一つは、使用済みハブラシをリサイクルし、循環型社会への貢献を目指すこと。もう一つは、ハブラシの定期的な交換を促し、人々の口腔の健康維持に貢献することです。

 ライオンは、オーラルヘルスケアのリーディングカンパニーとして、長年にわたり人々の口腔の健康を増進するための取り組みを行ってきました。また、同社は「環境対応先進企業の実現」を目標に掲げており、製品製造とビジネス活動の両方で環境への影響を最小限に抑える努力を続けています。この考え方を基に、ハブラシ・リサイクルプログラムでは、子供から大人までの全ての人が日々使うハブラシを手軽にリサイクルする機会を提供し、環境負荷の低減と人々の健康維持に貢献しています。

 このプログラムは、個人、学校、団体などが参加登録を行い、自己管理でハブラシの回収ボックスを設置し、使用済みのハブラシを集める方式です。回収したハブラシは指定の運送業者により集荷され、回収量に応じてポイントが付与されます。これらのポイントは、リサイクルしたハブラシから作られた製品と交換したり、教育や地域支援への寄付に使うことができます。

歯磨き粉の効能いろいろ

【子ども用】
子どもに多いむし歯の発生を予防することを目的にしたものが主流で、製品のほとんどにフッ素が配合されています。 味や香りは刺激がマイルドで子どもが好むフルーツ系の香りが多くなっています。

【むし歯予防】
歯垢を除去し、歯のエナメル質を強化し、酸から守るためにはフッ素入りハミガキ剤が欠かせません。 さらにフッ素にはむし歯菌の生育を抑制する効果も。また、歯垢を分解・除去する酵素配合などもあります。

【知覚過敏用】
冷たいものがしみて、痛みを感じる知覚過敏。 そんな人には、刺激の伝わる象牙細管をふさぐ乳酸アルミニウムや刺激の伝達を防ぐ硝酸カリウムなどの薬用成分が配合されたものがあります。

【歯周病(歯肉炎・歯周炎)予防】
歯周病予防が必要なら、殺菌剤や抗炎症剤などの薬用成分が配合されたハミガキ剤の使用がおすすめです。 歯周病菌を殺菌したり、再付着をブロックしたりするハミガキ剤もあります。

歯ブラシ