カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

毎月8日 ホールケーキの日

 毎月8日はホールケーキの日。記念日を通して大切な人との時間を幸せで価値のあるものにし、年に数回しか食べないであろう「ホールケーキ」をもっと身近に感じてもらいたいとの願いから、洋菓子の製造、販売などを行う「パティスリー イチリュウ」を各地に店舗展開する有限会社一柳が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、1週間ごとのカレンダーの1日の下には必ず8日があることから1をロウソクに見立て、8を丸いケーキの土台とすることで「ホールケーキ」を連想して、毎月8日とした。

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ホールケーキとは

 ホールケーキとは、その名の通り「全体」を指す「ホール」が示すように、1つの大きなケーキ全体を指します。ホールケーキは、通常、誕生日や結婚記念日、クリスマスなど特別な日の祝い事やパーティーで供されるため、スライスして複数の人々が分け合うことが一般的です。

ホールケーキの種類

 ホールケーキにはさまざまな種類が存在します。ショートケーキ、チーズケーキ、チョコレートケーキ、タルト、ムースケーキなどが一般的です。各種ケーキは、使用する材料や製法、装飾によって特色があります。たとえば、ショートケーキはスポンジケーキに生クリームとフルーツをトッピングしたもので、日本では特に苺をトッピングしたものが誕生日やクリスマスに人気です。チーズケーキはクリームチーズを主成分としており、リッチでクリーミーな味わいが特徴です。また、チョコレートケーキは濃厚なチョコレートの風味が楽しめ、多くのチョコレート愛好家に支持されています。

ホールケーキの楽しみ方

 ホールケーキを楽しむ際は、その装飾やデザイン、美しい色合いも大切な要素の一つです。誕生日ケーキなどでは、デコレーションやメッセージを入れることで、その特別な日の記念となります。また、特別な日の祝い事だけでなく、日常的に楽しむために自宅で作る人も多くいます。自分でケーキを作る楽しみは、自由な発想でオリジナルのケーキを作ることができ、手作りの温もりや愛情を感じることができます。また、作る過程も楽しむことができ、家族や友人と一緒に作ることでコミュニケーションを深める機会にもなります。

ホールケーキと文化

 ホールケーキは、様々な文化や伝統の中でさまざまな形で楽しまれてきました。西洋では、クリスマスケーキやウェディングケーキといった形で長い歴史を持つ一方、日本では主に誕生日やクリスマスに楽しむ文化があります。そのような背景から、ホールケーキは特別な記念日や祝福のシーンに欠かせない存在となっています。また、ホールケーキを囲むことで人々が一堂に会し、楽しい時間を共有するという社会的な役割も果たしています。このように、ホールケーキはただ美味しいだけでなく、私たちの生活の中で重要な役割を果たしているのです。