1月2日 事始め
1月2日は事始め。書初めや商い初めの初荷などが行われる。
書初め
その年の恵方に向かって詩歌を詠むという、平安時代の宮中で行われていた「吉書初め」から広まった風習。昔は若水で擦った墨でめでたい言葉を書いていた。
最近では新年の抱負を書く人が多い。
初荷
読み方は「はつに」。販売店へ向けてその年初めて荷物が出荷されること。
昔は「初荷」と書かれたのぼりや旗をつけたトラックが走っていたが、特に高速道路などで危険だと判断され、現在ではほとんど見なくなった。
江戸時代から始まった風習で、馬車が使われていた時代には馬を美しい鞍や綱で飾り立てて荷を運び、用意された酒を飲んだり祝いの歌を歌ったりして騒いでいた。最近ではほぼ廃れてしまった文化。