カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

9月23日頃 秋分

 秋分(しゅうぶん)は二十四節気の16番目。昼と夜の長さがほぼ同じになる日。春分と同じように太陽が真東から出て真西に沈む。厳しかった残暑が弱まり日ごとに冷気が強まる時季。昼の長さが短くなり始める日でもあり、秋の夜長が始まる。

 秋分の日を挟んだ前後3日間、計7日間を「秋の彼岸」と呼び、春の彼岸と同様、彼岸の最初の日を「彼岸の入り」、真ん中の日、つまり秋分の日を「中日(ちゅうにち)」、そして最後の日を「彼岸明け」と呼ぶ。

 彼岸とは、サンスクリット語の「波羅蜜多(はらみた)」を漢訳した「到彼岸」に由来していると言われている。また、彼岸に対して、私たちが生きている世界を「此岸(しがん)」と呼ぶ。それぞれの祖先を敬い、亡くなった人の霊をしのぶ日とされている。

 こよみ便覧(べんらん)では、陰陽の中分なれば也と説明されている。

 またこの日は、秋分の日という祝日でもあり、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」日と定められている。

記念日とかいろいろ