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2月1日 LG21の日

LG21
引用元:明治プロビオヨーグルトLG21|株式会社 明治

 2月1日はLG21の日。「明治プロビオヨーグルトLG21」をPRするために、株式会社明治が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、LG21にちなんで、2月1日とした。

LG21の豆知識

 明治プロビオヨーグルトLG21は、明治が発売しているLG21乳酸菌を使用したヨーグルトで、レギュラータイプの他に「脂肪0」や「砂糖0」「ドリンクタイプ」などがある。名前に入っている「プロビオ」は明治が作った単語で、「プロバイオティクス」に由来している。

 また、「LG21乳酸菌」とは、正式名称を「Lactobacillus Gasseri OLL2716株」といい、頭文字の“L”と“G”、そして21世紀への飛躍に願いを込めて菌株ナンバーの“2”と“1”をとり、LG21と名付けられた。胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因であるピロリ菌の減少などに効果があるとのこと。

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 LG21乳酸菌は、明治(当時は明治乳業)と東海大学による共同研究から誕生した特異な乳酸菌です。この共同研究の始まりは、1997年初夏、東海大学からの「乳酸菌の共同研究をしたい」という突然の依頼によります。当時の明治の研究所は研究の重要性と大きな可能性を感じ、共同研究への挑戦を決断しました。この決断は、新しいヨーグルト市場づくりと日本人の健康応援の大きな可能性を秘めていたからです。

 1997年秋、共同研究が正式にスタートし、目標は酸性に強い乳酸菌を探し出すことでした。一般的な乳酸菌は酸に強い性質をもっていますが、人体内の非常に強い酸性の環境では死滅してしまうため、人の健康に活かすためには酸に極めて強い乳酸菌の発見が必要でした。明治の研究所に保管されていた乳酸菌の数、じつに2,500種類以上から、理想とする乳酸菌を見つけ出す研究が始まり、1999年7月、“奇跡の発見”ともいえるLG21乳酸菌が見つけ出されました。

 LG21乳酸菌を使う商品への期待は社内でも高まっていました。その時、乳製品先進国のヨーロッパで見た新しいヨーグルトのムーブメントが日本にもやってくることを感じ、LG21乳酸菌は、日本に新しいヨーグルトの波をつくるきっかけとなると信じられていました。この特別な乳酸菌への信頼と情熱は、名前にも表れており、「21世紀への希望」という意味をこめた「LG21」と名付けられました。

ヨーグルトの豆知識

 ヨーグルトの種類は大きく分けて「プレーンヨーグルト」「ハードヨーグルト」「ドリンクヨーグルト」「ソフトヨーグルト」「フローズンヨーグルト」の5つに分かれる。

 ヨーグルトの起源に関してはハッキリしたことが分かっておらず諸説あるが、最も支持されているのはバルカン半島起源説で、およそ7000年前から食べられ始めたとされている。日本では奈良時代頃から食べられだしたとされており、当時は「(らく)」と呼ばれていた。本格的な生産が始まったのは昭和25年で、最初は砂糖や寒天を加えた「ハードヨーグルト」が主流で、現在のような「プレーンヨーグルト」が売れ出したのは昭和40年代に入ってから。

 ヨーグルトから出てくる透明な水分は「ホエー(乳清)」という。捨てる人も多いようだが、栄養はたっぷり含まれているのでヨーグルトと一緒に食べたほうが良い。ホエーはヨーグルトを揺らすたびに出てきてしまうので、出したくない人はドアポケットのような揺れる場所には置かない方が良い。

ヨーグルト

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