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~今日は何の日?~

2月4日 ビタミンCケアの日

 2月4日はビタミンCケアの日。数ある栄養素の中でもシミ、シワなど肌の悩みを解決するのに役立つ「ビタミンC」。その「ビタミンC」による肌や身体への効果をより多くの人に実感してもらおうと、株式会社ドクターシーラボが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、春が始まり紫外線が気になる時季にビタミンCで日焼けや肌あれをケアしてもらいたいとの想いから、二十四節気の「立春」となることの多い2月4日とした。

ビタミンCの豆知識

 1日あたりの成人のビタミンCの必要量は100mgで、不足すると血管が脆くなって出血しやすくなり、歯肉炎や貧血などの症状が現れる。ひどくなると壊血病を引き起こす事もある。ピーマンやブロッコリー、レモンなどに特に多く含まれている。ただし熱に弱い。過剰摂取しても健康障害が出ることはほとんどないが、腎機能に問題のある人が3000mg以上のビタミンCを摂取すると下痢や腹痛などの症状が出ることがある。

ビタミンCについて

 ビタミンCは、水溶性ビタミンの一つで、人体にとって重要な栄養素であります。16世紀から18世紀にかけての大航海時代に、新鮮な野菜や果物の摂取量が極端に少なかった船員たちの間で流行した壊血病を予防する成分として、オレンジ果汁から発見されました。

 人間など一部の動物は、体内でビタミンCを合成できないため、食事から摂取する必要があります。化学名はアスコルビン酸で、コラーゲンの生成に必須であります。ビタミンCの不足は、血管がもろくなるなど壊血病を引き起こす可能性があります。また、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用や、ストレスや風邪などの病気に対する抵抗力を強める働きがあります。

 最近では、ビタミンCの抗酸化作用が注目され、がんや動脈硬化の予防、老化防止に効果があると期待されています。成人では1日の推奨量が100mgとされており、果物類、野菜類、いも及びでん粉類などに多く含まれています。バランスの良い食事を心がけることで、不足の心配はまずありません。

 ビタミンCは、風邪やインフルエンザなどの感染症の時や喫煙によっても要求量が高まります。近年、野菜の摂取量が減少しているため、野菜ジュースやサプリメントで補う人もいますが、調理後にもほとんど分解されずに残る食材もあります。健康を維持するために、ビタミンCを含んだ食生活を意識して取り入れると、体調管理に役立つでしょう。