2月5日,6日,7日 ニゴロブナの日
2月5日,2月6日,2月7日はニゴロブナの日。ニゴロブナを全国にPRし、後世に伝えていくために、滋賀県高島市が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、「
ニゴロブナの豆知識
ニゴロブナは 琵琶湖固有亜種で、琵琶湖やそれに流入出する河川、用水路などに生息している。「鮒ずし」に使われている。漢字で書くと「煮頃鮒」または「似五郎鮒」。
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ニゴロブナは、コイ目コイ科コイ亜科に分類されるフナで、日本の琵琶湖固有亜種です。全長は約35cmに達することがあり、他のフナ種と比べて頭部が大きく、体高が低い特徴を持っています。角ばった下あごや腹縁の角張りが特徴で、形態的にはナガブナに似るとされています。
生態と生息環境
ニゴロブナの生態は非常に興味深く、仔稚魚は琵琶湖のヨシ帯内部や水草の豊富な内湾に生息し、成魚は夏季には浅瀬、冬場は深層に潜むことが知られています。食性は主に動物性プランクトンに依存するものの、成長の過程で食性が変化し、雑食性を示すことがあります。繁殖期は4月から6月にかけてで、水草に産卵し、2-3年で成魚となります。
文化と利用
この魚は、滋賀県の伝統的郷土料理である鮒寿司の原料として珍重され、特にたくさんの卵を持ったメスが珍重されます。お正月などのめでたい席での料理としても喜ばれることから、地域の文化と深く結びついています。
資源の減少と保護活動
昭和40年ごろには500トン程度の漁獲量があったニゴロブナですが、その後急激に減少し、平成9年には18トンにまで低下しました。この減少の原因として、外来魚の影響や産卵繁殖場所の減少、瀬田川洗堰の操作による水位の急激な低下などが指摘されています。
滋賀県では、稚魚の放流やヨシ帯の造成など、資源回復に努めており、外来魚等の脅威のない水田を利用して稚魚を育成し、琵琶湖への放流も行っています。このような取り組みにより、ニゴロブナの漁獲量は増加傾向にあるものの、不安定な状況が続いており、引き続き保護と管理が重要な課題となっています。
ニゴロブナは、その独特の生態と地域文化との関わり、そして保全の課題を通じて、人々と自然との共生の象徴とも言える存在であります。琵琶湖の美しい自然環境とともに、今後も大切にされるべき魚であると言えるでしょう。
鮒ずし
1500年の歴史を誇るなれ寿司(魚を塩と米飯で乳酸発酵させた食品)の一種で、郷土料理百選にも制定されている滋賀県の伝統的な発酵食品。春先に漁獲されたニゴロブナを塩漬けにし、土用の頃に取り出し、塩抜きしてご飯につけ込んで乳酸発酵が進んだ正月の頃に取り出し、ハレの日のご馳走としている。
しかし現在ではニゴロブナの漁獲量が激減しているため、ゲンゴロウブナやギンブナで代用した鮒ずしも多く作られている。
記念日とかいろいろ
2月の記念週間など
2月6日の記念日
地方自治体が作った記念日
- 豊後高田市移住の日(1月10日)
- 「信州・まつもと鍋」の日(1月19日,2月19日,12月19日)
- ほしいもの日(1月10日)
- ニゴロブナの日(2月5日,6日,7日)
- 豊後高田市恋叶ロードの日(2月13日)
- 咸宜園の日(2月23日)
- 三矢の日(3月8日)
- 八幡浜ちゃんぽん記念日(3月28日)
- 笛吹市桃源郷の日(4月10日)
- 国分寺ペンシルロケット記念日(4月12日)
- しぶしの日(4月24日)
- 豊後高田昭和の町の日(4月29日)
- 丸亀市×サン・セバスティアン市「チャコリの日」(4月9日)
- 家具の町東川町・椅子の日(4月14日)
- 五島の日(5月10日)
- 箕輪町安全安心の日(5月12日)
- ごみゼロの日(5月30日)
- 「信濃の国」県歌制定の日(5月20日)
- こいのわの日(5月10日)
- 杖立温泉・蒸し湯の日(6月4日)
- はやぶさの日(6月13日)
- おにぎりの日(6月18日)
- 加須市うどんの日(6月25日)
- 六連の日(6月6日)
- コメ百俵デー(6月15日)
- 谷川岳の日(7月2日)
- くにさき七島藺の日(7月10日)
- ひかわ銅剣の日(7月12日)
- うらかわ夏いちごの日(7月15日)
- びわ湖の日(7月1日)
- 平田村あじさい記念日(7月14日)
- 喜多方ラーメンの日(7月17日)
- 宮島水族館の日(8月1日)
- 吊り橋の日(8月4日)
- 豊後高田市全力発展の日(8月10日)
- 野島(のしま)の日(8月8日)
- 那須塩原市牛乳の日(9月2日)
- 組踊の日(9月3日)
- 九十九島の日(9月19日)
- 花園ラグビーの日(9月22日)
- おおいた和牛の日(9月4日)
- 川西ダリヤ園開園記念日(9月21日)
- とっとり0929(和牛肉)の日(9月29日)
- 球都桐生の日(9月10日)
- 栗きんとんの日(9月9日)
- 「信州 火山防災の日」(9月27日)
- とくしまNAKAドローンの日(10月6日)
- はらこめしの日(10月8日)
- 天女の日(10月24日)
- 香りの記念日(10月30日)
- 芋煮会の日(10月2日)
- ひろの童謡の日(10月5日)
- 鳥羽の日(10月8日)
- 深川!マイ・米・デー(11月1日)
- 源流の日(11月16日)
- アースナイトデー(11月24日)
- ねぎらいの日(11月23日)
- いいリンゴの日(11月5日)
- 共家事の日(11月23日)
- いつでもニットの日(12月10日)
- こうふ開府の日(12月20日)
- 信州地酒で乾杯の日(毎月8日)
魚の記念日
- 佐久鯉誕生の日(1月6日)
- イトウの日(1月10日)
- ひものの日(1月10日)
- ニゴロブナの日(2月5日,6日,7日)
- 木曽路「ふぐの日」(2月9日)
- さかなの日(3月7日)
- サバの日(3月8日)
- アジフライの日(3月21日)
- 日南一本釣りかつおの日(3月21日)
- 鯉の日(5月1日)
- しらすの日(5月4日)
- うなぎの未来を考える日(5月22日)
- ごろっとサーモンの日(5月10日)
- 鮎の日(6月1日)
- 全国なまずサミット・なまずの日(7月2日)
- 日本なまずの日(7月10日)
- 穴子の日(7月5日)
- 生サーモンの日(7月30日)
- タツノオトシゴの日(7月7日)
- はもの日(8月3日)
- 焼きふぐの日(8月29日)
- 小浜水産グループ・カンパチの日(8月8日)
- 中津ハモの日(8月30日)
- エイの日(8月1日)
- のどぐろ感謝の日(9月6日)
- あんこうの日(10月22日)
- 九州あご文化の日(10月15日)
- イワシの日(10月4日)
- いい岩魚(イワナ)の日(10月7日)
- おいしいあなごの日(11月5日)
- 釧路ししゃもの日(11月7日)
- チンアナゴの日(11月11日)
- 鮭の日(11月11日)
- いいフグの日(11月29日)
- おいしい魚「アイゴ」を食べる日(11月5日)
- ニシキアナゴの日(11月11日)
- ヘコアユの日(11月11日)